家を売る人にオススメのコラム

家を売ったあと次に住む家が見つかるまで売家に住み続けられる?

家は早く売ってしまいたいけど、いざ家を売ったあとにすぐに住むところが決まっていなかったり、移り住む先の諸事情ですぐに引っ越しできない方も多いと思います。

例えば、次はマンションに住もうと思っているけど、気にいった物件がすぐにはみつかりそうにないというケースです。

通常、そんな面倒な条件がつくと売れる家も売れなくなるのが普通です。

でも大丈夫です。売った後も数ヶ月ほど住み続けられる方法があるんです。

住み続けられるかどうかは不動産屋選びで決まる

売った後もこちらの希望通りに住み続けられるかどうかは、あなたの希望を受け入れてくれる買い手を見つける以外に方法はありません。

そんな買い手を見つけるためには、複数の不動産屋さんに声をかけて希望通りの買い手を紹介してもらうのが最短で確実な方法となります。

でも、自分であちこちの不動産屋さんに声をかけるとなると大変で、きっと2社目の時点で心が折れてしまうと思います・・・。

→ そんな複数の不動産屋への声かけを簡単にしてくれるのがネットの査定サービスなんです。

 

ここで一つだけ注意点がありまして、査定を利用する際には「備考欄」に「◯月くらいまで住み続けたい」という希望を書くか、もしくは査定サービスに電話で相談をするかいずれかが必要となります。

査定が出る前に事前に説明をしておかないと、査定が出た後に条件を出しても、せっかく高値を提示してくれた不動産屋さんから「その条件は難しいです」と手を引かれてしまうかもしれないからです。

事前に条件を伝えたうえでもらった査定なら安心

査定を出してもらう前に事前に伝えておけば、結果的にはあなたの条件を承知の上での見積りとなるので安心なんです。

売り手の事情がいろいろあるように、買い手にもいろいろな事情があるものです。でも、双方の考えが一致さえすればこんな複雑な売買契約も問題なく決まるものなんです。

家を売った後もそのまま数ヶ月ほど住み続けても全然構わないという買い手に売れば良いわけです。

そんな都合の良い買い手を知っている不動産屋にでないと、あなたに頼まれてから慌てて探して簡単に見つかるような買い手ではないからです。

家の買い手に家賃を払うという手も有効

家を買ってくれた人が特に慌てて引っ越しをしてきたい場合でなければ、妥当な家賃相当額を買い手に払うことで今お住いの家を賃貸利用できる可能性があります。

過去に私の友達が行ったことのある手法ですが、家賃相当額を払って半年くらい住み続けられたケースもあります。

また、引き渡し日を数ヶ月先に伸ばす代わりに、家賃相当額を家の売値から値引きしてあげるという提案も有効なようです。

買い手に家が渡らない間は、買い手からすればその間に家のダメージが増えるリスクがあるので、そのリスクをお金を払うことや売値を値引きしてあげることで相殺するという感じです。

(関連記事→ 売り家に住んだままで売るには )