売却を依頼している不動産屋を変えることはできます。
ただし、売却依頼の契約に「期限」がある場合にはその期間は原則として変えることができません。
もちろん、相手の業者さえ納得してくれれば期限を定めた依頼契約になっていても契約を解除して変えさせてもらうことはできます!例えば、「身内に不動産屋さんがいて立場上からそこに売却依頼をしないといけなくなった」という理由などです。
これを無理に断ってまで「うちが売らせてもらいます!」なんて強引なことをいうところはむしろ業者として心配です。もちろん、変えたい理由がなんであっても、相手の業者さんの顔もあるので、メンツを潰さないように断りを入れることが大切ですよ。
なにか怪しい!業者を変えくなる理由 トップ5
- 売却依頼をしてしばらく経つのに内覧がまるで来ない
- 内覧は沢山くるのにまるで売れない
- 説明がいつも適当
- 売り主であるこちらの意見を聞いてくれない
- やたらとリフォームを勧めてくる
1、内覧がまるで来ない
内覧がまるで来ない場合、それはそもそも売り物件として世の中に出ていない可能性があります。
不動産屋さんは営業マンの入れ替わりも激しいために、前任者から後任者に引き継ぎができてない恐れもあります。また、あまりにも売値が高すぎる場合や、依頼をしている不動産屋さんに力がない場合にはそもそもどんなに良い物件だとしても内覧が入ることはありません。
2,内覧があるのに売れない
内覧が来ないケースよりはマシですが、そこそこ来るのにいつまでも売れないのは問題です。内覧が来ているのなら、なかには買い付けを入れてくれるお客さんがいてもおかしくはありません。なのに何も反応がないということは「当て馬物件」にされている可能性があります。
3,説明がいつも適当
あなたへの説明がいい加減ということは、きっと購入を考えているお客さんに対してもいい加減な説明をしているはずです。
そもそも、高額な売買をする不動産で説明がいい加減ということは恐ろしいことです!売買の際に相手に告げないといけなに告知義務をうっかり抜かしていたり、売値について間違えた説明をしている可能性もあります。
過去の私の体験では、「売値が2000万円ですが値引きは1800万円までOKです。」と告げていたのに、他の売り家と間違えて「この物件は値引きナシです」と説明をされていたことがありました。
営業マンの経験から、相手を見て駆け引きをしてくれているのならいいですが、単純に間違えて値引きナシだなんて言われてしまったら売れるものも売れなくなります。そんなイージーミスってわりとあるんですよね。
4,売り主であるあなたの意見を聞いてくれない
これは年配の不動産屋さんの場合によくあることなんですが、こちらの希望の売値を伝えても「そんなに安くしなくていいよ!」とか「そんなに高いと誰も買わないと」など、さもベテラン風を吹かせて対応してくるケースです。とくに、こちらが下手に出すぎた場合などは舐められてこんな扱いを受けることもあります。
酷い場合には、売値だけでなく、値引き額まで勝手になにもかも決めてしまう不動産屋さんも存在します。
5、やたらとリフォームを勧めてくる
不動産屋さんとリフォーム屋さんは同じ会社が運営をしているケースが多々あります。ですから、お互いにお客さんを紹介し合って(与え合って)いるパターンも多く、不必要なリフォームを提案してくることもあるんです。
もちろん、リフォームをした方が売れやすいケースもありますし、リフォームでもしないとまともに売れないケースもあります。でも、そんなケースは極めて稀ですし、何よりも、強引にしつこくリフォームを勧めてくることは通常の不動産屋さんではありえません。そんな時は、迷わずすぐに他の不動産屋さんに変えてみることをオススメします。
※ただし、雨漏りや見た目にも酷い外壁の劣化などはリフォームをしてから売却した方が良いですし、せずに売るにはかなり無理があるのも事実です。
リフォームの内容が修繕なのか、それともグレードアップをさせようとしているのか、それの判断は大切です♪
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それは、信頼できる不動産屋さんのみ登録されている査定サービスを利用する方法です。大手企業が運営しているネットの見積りサービスがそれです。
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また、複数の業者から売値についての見積りがもらえ比較して選ぶことができるので、あなたの家を最高値で売ってくれる業者さんが一発で分かるので無駄がないうえにお得に売れるので使わない手はありません。