家を売る人にオススメのコラム

家を売って通勤に便利な物件に買い替えする人が知っておくべきこと

家を売ってもっと利便性の良い場所に買い替えをする方も多いですが、売却をする際に正しい価値を自分で把握していないことが原因で安売りされて大損してしまうケースが多いそうです。

高く売れる見込みがあれば買い替えの際にローンの借り換え審査も通りやすくなりますが、安い売値をつけられてしまえば借り換え時の金利でも損をしたり、そもそもローンの借り換えが断られるリスクもあるんです。

そこで、あなたが通勤先として望む理想的な家への買い替えを効率よく成功させるためのポイントを以下で紹介してみました!ぜひ参考になさってください。

買い替えを上手に行うには正しい家の価値を把握しておくことに尽きます

買い替えを成功させるには何よりも正しい売値を知っておくことが大切で、そうでないと次に買う家の値段が物件探しの途中でどんどんブレてしまいます!

例えば・・・欲しい家は決まったのに今の家の売値を大幅に値下げをしないと売れなくなり、最終的には思っていたより何割も売値が安くなってしまい買う気満々だった次の家を諦めざるを得ない状況になる話も決して珍しくはありません。

これは自分の売り家の正しい価値を把握していないままに売りに出したから起こることです。

最初に把握した売値が正しくないと大損のもとです

反対のケースとしましては、2000万でしか売れないと不動産屋(腕の悪い)さんに言われていた方が、それで収まる2000万円の家を購入決定までしていたのに、途中で3000万円で売れることがわかり、差額の1000万円が買い替えにうまく使えずにもったいない思いをしたという話もあります。

現金を手元に残したいと思っていた人からすればこれは結果オーライですが、もし3000万円で売れることがわかっていたら買い替える家も3000万円の予算で選びたかったのに・・・なんてことになれば一生後悔しますよね。

家の買い替えで成功する方法は家と相性が良く高値売却してくれる業者をみつけるのみ!

今お住まいの家を上手に売れば、相場額よりもはるかに高い金額で売却ができ、それによって次にお住まいになられる家の購入負担を大きく減らせたり想定していたよりも良い物件を手に入れることも可能になります。

その方法は、複数の不動産屋から売値の見積りをもらい、最高値の見積り額をくれたところに売却依頼するやり方になります。

かつての買値より今回の売値が上回ったら課税されることも

通常はまずありえないことですが、かつて購入した時の金額よりも年数が経った今回の売却の方が高く売れるなんてことがあれば、利益額よりも高い家に買い替えをしなければ課税対象になります。

でも安心してください。よほど高額な物件でもない限り通常は買い替えをする際に最初の家を売った利益額だけで次の家が手に入るなんてことはまずありえません。なので買い替えさえすれば課税対象となる心配はまずありませんよ。

(ちなみに、買値より売値が上回るバブル現象は、東京都心部などごく限られた物件だけで起こっているものです。)
家を買い替えした場合の税金

いきなり買い替えをするよりもまずは賃貸を借りるという無難な選択肢も

いきなり買い替えをして引っ越しまでした後に、次の家で何かトラブルが発生したら目も当てられません。トラブルは建物だけでなく周囲に住んでいる人間関係といったものも含まれています。

近頃はニュースでも沢山報道されているように住人同士のトラブルなども非常に多いため、買い替えをするにあたっては慎重に住環境のチェックはしておくべきです。慌てて買い替えをされる方はなかなかそこまでチェックをできずに買われる方が多いんですが、現実には新居に移ってからのトラブルに悩まされている方も多いことを知っておいてください。

大家業をしていて沢山の人の引っ越しを見てきた私の経験からはとりあえず賃貸生活というのがオススメです

とりあえず賃貸で!とご提案すると中には沢山の荷物を何度も引っ越しするのはお金がもったいない!とおっしゃるかたもいます。大丈夫です!今はトランクルーム(綺麗な貸し倉庫)というサービスが広まっていて、当分使うことのない衣類や家財を安い月額料金で預けておくことができるんです。

これを上手に利用すれば、賃貸物件で大きな部屋を借りる必要がないので家賃もぐっと抑えることができますし、荷物は引っ越しの箱のままで保管ができますから開封や梱包の手間も最小限で済みます。なお、トランクルームにはエアコンが完備されているものもあり、衣類なども安心して預けておくことができるんですよ。

例え買い替え先が決まるまでの仮住まいだとしても賃貸物件の入居審査は歳を重ねるごとに難しくなります

もし今、あなたの年齢が定年前の年来ならラッキーです!なぜなら近頃の賃貸物件のオーナー(大家)は、高齢の入居者を受け入れることにリスクを感じているからです。つまり年齢が理由で入居を断ることも多いということです。

一人暮らしなら孤独死というのも怖いですし、仮に夫婦で入居したとしても数年のうちにお一人になられる可能性も若い夫婦に比べると確率が高いからです。

ですから、もし今の家を売って次に買い替えをする家をじっくり吟味される場合に、賃貸を借りることができるのならそれはラッキーです。年収は高くても年齢を理由に借りられない人は沢山いますからね・・・。