家を売るのに手持ちのお金が全くなくても不動産屋に依頼することはできます。
ただし、売ろうとしている家に最適な不動産屋を選ばないと、いくら売却依頼ができたとしても、1年以上も売れ残ってしまうリスクがあります。
家の間取りや価格帯などによって売るのが得意な不動産屋もいれば苦手な不動産屋もいるからです。
そこで、まず最初に、早く高く売ってもらえる不動産屋選びの方法から紹介してみたいと思います。
あなたの家を売るのにどこの不動産屋が最適か?
家を売るのに最適な不動産屋を見つけ方はとってもシンプルです。
複数の不動産屋に家の査定をしてもらい、その中で最も高い値段をつけてくれたところに依頼をすればいいだけです。
他社よりも高い査定を出してくれるということは、すでに見込みのあるお客を知っているという事が考えられますし、過去の実績からも高く売る自信があるという意味になるからです。
→ いちいち家を見せることなく簡単に複数社分の査定を集められます
家を売るのにお金がなくても大丈夫な理由
家を売るためのお金がなくても売ることはできます。
もちろん、家を売る際には不動産屋への仲介手数料の支払いが必要ですし、登記移転の手続きには司法書士に支払いも必要です。
でも、それら家の売却にかかる費用は、売買契約の際に払うのが一般的で、売買契約の前の時点ではまだ払う必要がありません。
つまり、家が売れなければ不動産屋に払うお金も発生しませんし、登記の移転も必要がないのでお金がかからないんです。
家のローンが残ってても大丈夫です
家を売る場合、ローンが残っているケースも多々あります。
理想的なのは、家を売ったお金でローンを完済できることですが、よほど頭金を多く入れていた人でない限り、現実には、家を売ったお金を返済に回してもまだまだローンが残るのが一般的です。
そんな場合、返済しきれなかったローン額を新しいローンとして組んでもらうという方法があります。
最初の家に組んでいたローンと、次に残分で組んだローンは別のものとなります。
これは「ローンの借り換え」という方法になり、最初のローンは完済して終わったことになります。
ですから、もしも、家のローンを全額返済できるお金が手元にないと家を売ることができないと思われていたらそれは間違いですから安心してください。
借り換えする時は別の銀行・ローン会社でもOK
ローン会社や銀行によって利息は違うので、できるだけ利息が安いところを利用したいものですよね。そこで、複数の銀行などを比較し、最も利息が安いところから順に借り換えの相談をしてみるのが得策と言えます。
ここで注意が必要となるのが「家を買い替えしない」場合です。
買い替えをするのであれば、次の新しい家を担保とすればお金を借りやすくなります、ところが買い替えをしない場合には対象となる担保がありません。
もし他に担保を設定できる不動産がなければ、単なる借金という扱いとなり、利息が大きくなることもありえます。