家を売る人にオススメのコラム

家を売るのに年末でも問題ない?

家を売るのに慌てて年末のうちに売りに出したい方もいると思いますが、きっと周囲の人は「年末に売りに出しても売れない」と言うと思います。

周囲の素人さんだけでなく、不動産屋さんのなかにも「年末は家なんて売れませんよ」と言う人もいるハズです。でも大丈夫です、年末にでも買う人はいて、気に入ってもらえればすぐに売れる可能性はあるんです。

普通に考えれば、年末は皆さんバタバタしているので売れるような気がしないと思いますが、過去に数々の家を売ってもらった私の経験から「売れる」と言い切れます。

年末に家を買う人はどんな人?

年末に家を買う人には驚くほどいろんなタイプがあります。(中には、ホント??と疑ってしまうような理由まで。)

例えば、税金対策のために年内の日付で売買契約を終えてしまいたい人もいれば、風水占いでどうしても今年中に買おうとしていたという人など、ほんとに様々です。

家を建てる場合もそうですが、家を買う人も占いなどを気にしている人は非常に多いですし、税金を意識している人も多いんです。

もちろん、これ以外にもいろんな理由はありますが、過去に私が出会った年内をタイムリミットに慌てて家を買おうとしている人のなかで多いのはこの2パターンでした。

年末に家を買ってくれる人をどこで見つけるか

年末に家を買ってくれる人がいるという理由は上記の通りですが、それではどこにそんな都合が良い人がいるか?実は探すのは意外と簡単なんです。

ネットの一括査定サービスを利用すれば簡単に見つけることができます。

本来、一括査定サービスというのは、一度だけ簡単な家の情報を入力するだけで複数の不動産屋さんからあなたが売ろうとしている家の査定額がもらえるものなんですが、複数の不動産屋さんに声をかけることができるため「すぐ買いたい」という人と出会える確率がぐっと高まるんです。

参考にどうぞ→ 家を売るためにネットの無料査定サービスを使ってみました

ちなみに、このような一括査定は年末や年始からすぐに家が売れる確率を上げるメリットだけではなくて、複数の不動産屋さんから届いた査定額を見比べることで、平均額が分かりますし、間違っても頼むべきじゃないな~という安過ぎる査定の不動産屋を見つけることもできるんです。

つまり、売却依頼する業者を吟味することもできるので、適正価格を自分が知らないまま売ってしまうリスクも回避ができるんです。

年末に家が売れた場合の入金時期について

年末に家が売れた場合、相手によっては即金やローンなど払い方によって日数は違ってきます。

早いのは即金ですが、いくら「明日払える」と言ってくれても、売買契約書の作成やそれに関わる登記の手続きなどにどうしても数日はかかるので、早くても5~7日くらいはみておくべきです。

なお、殆どの購入者はローンを利用するため、ローン審査に2週間ほどの時間がかかるのが一般的です。私が過去に売却した経験からも、購入者の90%はローン利用者な印象があるので、もし購入希望者が「買います」と決断してくれてからも2週間はみておくと無難だと思います。

もちろん、年末年始は金融機関は休みに入りますし、登記所や司法書士の先生なども5日間や7日間ほどの休みに入るので、それとは別に2週間ほどかかる感じになります。