建物に問題がある場合

自殺があった家や他殺があった事故物件の家を売るには

自殺や他殺など、いわゆ「事故物件」と呼ばれる家でもちゃんと売ることはできます。

私の周囲には長年にわたり中古の家を売ったり買ったりしている”不動産投資家”の知り合いが全国各地に沢山いるんですが、その誰もがそう言うのも間違いないと思います。

事故物件を気にしない人は必ずいます

投資家の知り合いが言うには、昔は事故物件というのは極端に避けられていましたが平成になってからは予算ありきで選ぶ人が増えてきているとか。

そんな「事故物件を気にしない人」を効率良く探すためには、あちこちの不動産屋さんに声をかけるのがベストです。それを簡単にしてくれるのがネットで利用できる一括見積り査定サービスになります。

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一括見積り査定サービスなら、地元業社だけでなく全国規模の大手業社からも複数社分の売値の見積りがもらえ、後はもらえた見積り額(メールで届きます)を比べて最高値のところに売却依頼すればいいだけです。これが最もラクに早く高く事故物件を売れる方法になります。

ちなみに、見積りで最高値をつけてくれる業社は「事故物件を気にしない」「立地優先」「間取り優先」「早く買える物件を優先」という人を抱えている可能性が高いという意味でもあるんです。

事故物件に抵抗が無い人が増えています

近頃は事故物件について抵抗が少ない人もなぜか増えているそうで、立地優先で選んだり日当たりなどを優先にして選ぶ人も増えているんだそうです。

ただし、もしあなたが地元の不動産屋だけを利用して売却しようとしているのなら売却は難しいそうです。その理由は、地元の不動産屋さんは事故物件の売買には消極的だからという理由でした。

どうしても地元の不動産屋さんは事故物件を扱うのを嫌がるの?

地元の不動産さんは全国チェーンの会社と違い、営業マンはいつまでもその店にいるのが一般的です。だから、せっかく売買契約が結べたのにその後にクレームが付いたりすることを恐れているんです。

また、売買契約まであと少し・・・というところで契約に至らないというのも事故物件ならではのことらしくて、そんな面倒な仲介はしたくないというのが正直なところらしいです。

そもそも、不動産売買の仲介は毎月そんなに数多くあるわけじゃありません。ヘタすれば営業マンによっては2〜3ヶ月に1件しか契約に至らないことだってあるくらいです。しかも、不動産業界は中小零細規模のところが多く、そのため売買契約が結ばれないとまともな月給にならないところも多いんです。

そんな背景からも、契約がまとまりやすい普通の家や土地の売買仲介をするほうが生活が安定しますし、それに売買後にクレームがつくなんて最悪です。だから普通は自殺や事件があったいわくつきの家は地元の不動産屋さんでは売ってもらうのが難しいんです。