賃貸中の家は売れづらい！そこで不動産屋を厳選した後も手を抜かずに高級お菓子の手土産攻撃に

私は大阪のかなりの郊外に住んでいて自宅の近所に親から相続した家を保有していました。その家は４ＤＫの駐車場が１台分ある一軒家でした。

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見積りを集めて高値の３社にこちらから電話しました

私は家を売却する際に、最初にしたことはインターネットで何社もの不動産会社にまとめて査定してもらえるネットの査定サイトを利用したことです。まずは見積もりを出してもらい、自分の家がいくらの値段になるか確認をしました。

次に、見積もりをお願いした中で高値だった順に３社順番に私から電話をするとさらに詳しい査定内容を聞くことができました。

その話から私の家の不動産売却基準の相場やとりまく市場の状況ががわかり、いくらの値段で売却をはじめれば良いかがを知ることができました。

最初は面倒だと思いましたが、いざ連絡をとってみると各会社の営業担当者の方々にはとても誠実に対応していただけました。おそらく、今はいろんな批評をネットで書かれてしまうから下手な対応はできないというのも丁寧な対応の背景かもしれません。

昔にネットで見た情報だと「しつこい電話営業」とかって書かれてる話が多かったのに、私が利用したところは電話すらかかってきませんでした。

また、不動産会社それぞれに手数料が違ってくるのかと思ってましたが、どこも同じ金額でした。まあ、同じといっても、売値に比例した金額になるので安い売値のところは手数料もその分だけ安いという感じです。

高く売ってもらえたほうが手数料が高くなっても手残りは多くなります。だから安心して高く売ることだけを追求すべきだと思います。ちなみに、見積を集めた結果、最高値の値段をつけてくれた業者に売却依頼をしました。

親から相続した家ですが、相続前に別の場所に私は自分の家を建てていましたので利用する必要がありませんでした。そこで数年前から賃貸物件として活用していたんです。

そんなわけですから、入居者に無理に退去してもらってから売るというのは現実的じゃありません。それに退去してからとなるとその間の家賃収入もなくなります。私が住んでいる家にはローンがありますから賃貸収入が無くなるのは不安でしかありません。そんな不安を避けるために家のオーナ権だけを売ることに決めました。

オーナーチェンジという条件で売ったので家賃が途切れることなく入り続け、おまけにフォーム代金も節約できるので安心して売りに出すことができました。不動産屋さんが大家さんの顧客を沢山抱えていたからネットワークを駆使してすぐに売却の話がまとまったんです。

私の家を購入してくれた方は、何十戸もの戸建てを賃貸用として保有している肩書だけ不動産会社の方でした。店舗や従業員などお持ちではありませんが家賃年収だけで3000万円はあるとか？！お会いすると凄く地味で、しかも驚いたのはまだ38歳という若さでした。

ちなみに、売却依頼をした不動産会社がこの買主さんに私の家のオーナー権を買いませんか？と営業してくださり、相場より１００万円だけ高く売ることができました。

家をより高く売るには担当の営業の方だけではなく、その上司などにも気にかけてもらうことが大切だと聞いたことがあったので、売却依頼の契約に営業所に伺った際に、かなり奮発して地元で有名な洋菓子屋さんで1万円分の焼き菓子など大箱で2箱も手土産として持参しました。

そうすると担当者もそのままでは済ませられなくて、「上司を呼んでまいります」となり、すぐに上司2人が飛んできて挨拶をしてくれました。これで少しは私のことを営業所に印象付けることができたんじゃないかと思います。

「あの人の家はどうなった？」という上司からの気遣いは大切ですからね。

私が相場より１００万円も高く売れたのは担当営業者の方の一番上の上司が懇意にしている同業の不動産会社に直接出向いた際に話をつけて下さったからだそうです。これぞ高級お菓子効果です！

そんなこんなで、私が家を売却しようと決めてから実際に売却できるまでかかった期間は、たったの３週間でした。売買契約を結びに担当営業者が何度も足を運んでくださったことにも大変感謝しています。売却できた日はお祝いに夫婦で祝杯をあげて久々に深酒をしてしまいました。

この方の場合には、見積りサービスを利用して複数から見積りを集めたことで高値で売れる可能性を広げ、さらにはお世話になる不動産屋さんに高級なお菓子を手土産として持参したことで優先順位を上げることにも成功できた例と言えそうですね♪