面倒な庭掃除が嫌！家を売ってマンションに買い換えたい

家の掃除は室内だけじゃなく戸建ての場合には庭掃除もあるため、年配の方や日頃忙しい方には管理が不向きですが掃除をサボると、”家の寿命”が短くなり、家を売る際にまともな値段がつかず、取り壊しをして更地にしないと売れないなんてリスクもあります。

また、庭の落ち葉などは積もったままで放置していると白蟻などの害虫が発生しますし、草が伸びた状態だと湿度が溜まりやすく家の基礎が腐食しやすくなります。

それに、ご年配の方がお住まいの場合には掃除は体への負担も大きいですし、つまずいて腰や胸や頭を打ったりする”健康リスク”も日増しに急増してきます。そういった背景から、最近は地方でもこのように手がかかる家を売ってマンションに引っ越しをされる方が増えているんです。

家を売ってマンションに買い替えや賃貸への引っ越しをするなら1年でも早く動くべき理由

今お住まいの家を売却し、手がかからないマンションに買い替えや賃貸への引っ越しをするには物件選びをする必要もありますし、新しい環境に移るなどでエネルギーも消費します。なので少しでも若いうちに行動に移すのが得策だとされています。例えば70歳になってからよりも65歳の方がはるかに体にも優しいはずです。

仮に、まだ退職前の年齢でバリバリ働いている方だったとしても、退職までの残りの勤務できる年数がわずかであればローンは相当厳しくなります。通常は退職までの年数でローンが利用できるんですが今は早期退職を推奨している会社が多かったり、定年の年齢が引き下げられる可能性もあるからです。

公務員の方のようにほぼ確実に定年の日が決まっている方でなければある程度の年齢に達している方だと50歳前後からの住宅ローンは厳しいと思います。なので買い替えをされる場合には現金一括払いでない限りは1年でも早くに決断・行動されることをオススメします。

マンション購入であれば予算さえ確保できれば何も問題はありませんが、賃貸物件となれば話が変わってきます。なぜなら、賃貸物件にはオーナーさんがいるのでその人がOKを出さなければいくら毎月の家賃が余裕の額であっても入居は認めてもらえないからです・・・

入居を断るのはオーナーさんの自由なので大げさに言ってしまえば「若い人に住んで欲しい」なんて理由で断ることだってありえるくらいです。（もちろん、こんな理由は不動産屋さんのところで止まるので入居審査を受けた人には聞こえることはありません。）

私自身、小規模なアパートや戸建てのオーナーをしている関係で、周囲のマンションオーナーさんの話を耳にする機会が多いんですが、彼らマンションオーナーさんが恐れているものに「年齢が６０歳を越えた入居者」への不安があるようです。

特に、ご夫婦そろって６０歳を越えている場合にはいつ一人暮らしになっても不思議ではありませんが、その後のご年配の方の一人暮らしをオーナーさんは不安に思っているんです。

避ける理由は「孤独死」のリスクがあるからです。状況によっては次にその部屋に入ってくれるお客さんが何年もつかなくなるため、できることなら若い人に入居をして欲しいと思っているオーナーさんが多く、５０歳や６０歳と年齢が高くなるにつれて入居審査で落とされてしまう恐れがあるんです。

いくらお金を持っていて支払に困る恐れがない人であっても、それと孤独死は別問題なのであらかじめそういったリスクは排除したいというのがマンションオーナーさんには共通している考えなんです。

それに多くのマンションオーナーさんは３５年ローンなどを利用して返済をしているので（税金対策も兼ねて）、途中で空室ができることは何がなんでも避けないといけなく、孤独死なんてことが発生すれば、オーナーさんの返済計画が狂ってしまい大事になるので怖がるのも無理はありません。

まず１つめですが、「今の家土地の売値」を把握するのはとても簡単です！今はPCやスマホから簡単な情報を入力すれば家を見せることなく大まかな値段を教えてもらえる見積りサービスがあるからです。

次に２つめですが、次に買える物件の金額は１つめ（いくらで売れるか）が分からないと決められませんよね

仮に、2000万円のマンションに買い替えをしたいと思った場合、家土地がが１０００万円で売れるのなら、預貯金などで不足分のもう１０００万円を作る必要がありますし、家土地が2000万円以上で売れるのなら持ち出しが何も要らないので支払に預貯金を崩す必要はありません。

また、場合によったら家土地を売った2000万円に預貯金を1000万円加えて3000万円のマンションを選ぶという選択肢も増えてきます！まずは何よりも、今なら家土地がいくらで売れるか？それを把握することが大切ですよ。