売却理由別

騒音に悩んで家を売りたいと思ったら

騒音で悩まされて家を売りたいと思ったら、その辺の不動産屋さんに頼んでも普通の値段では売れません。

 

内覧が入ったとしても家の前の道路を通る車の騒音や近所の工場からの騒音など、あなたが嫌だと感じるものは他の多くの人も嫌だからです。

(でも大丈夫です、対処方法があるので以下で紹介してます。)

多少の値下げをして売ったとしても難しい?

仮に値下げをして売ったとしても、それだと売れるまでにあまりにも多くの時間がかかってしまい、1年以上も時間がかかる恐れがあります。

 

でも、世の中には騒音をまるで気にしない人で、あなたの家を気に入ってくれる人も必ずいるので安心してください。

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あなたの周りにも、うるさい音を立てても何も気しないような人はいませんか?

そんな人が自分の住む家を探している場合にはあなたの想像以上に簡単に買ってくれるんですよ。

 

どこでそんな買い手を探すことができるの?

騒音が嫌で売ろうとしている家を買ってくれる人を見つけるには、とにかく数多くの不動産屋さんに声をかけるしかありません。でも、自分の足で沢山の不動産屋さんをまわるとなればそうとう大変です。

 

私も経験がありますが、5社もまわれば心身共に疲れきってしまうので「もう十分じゃない?」と思うようになるもんです・・・

ところが、今の時代は売却経験がほとんどない新規の不動産屋さんも増えているため、そんな数少ない訪問数ではとてもまともな値段では売れません。

 

不動産屋を楽に効率良くまわるには

自分で不動産屋を回らなくても今はネットの一括見積りサービスでもつかって効率よく沢山の業者から見積りをもらうことができます。

 

むしろネットで集まった見積りを見比べてどこが最適な業者か選ぶくらいはしないと、あなたの中古の家を買ってくれる人と出会うことはまず不可能なんです。

 

こうしたネットの見積りサービスを利用した方が効率が良い理由は、あなたが自力で訪問した場合にその不動産屋さんが家の売却に力を入れている業社かどうか分からないというグレーな部分を、見積りサービスなら審査に通った売却に強い業者だけを利用できる点にあります。

 

自力で不動産屋を探すとハズレ業者を選ぶ恐れも

普通に考えれば、売却が苦手なところが売却依頼を引き受けてくれるとは思えませんが、売却を制約されることができれば手に入るお金が数十万円単位になるために、馬鹿正直に断る業社がいないんです。

 

だからどこの不動産屋さんも、例え売却が苦手で過去にほとんど契約に至った経験がなくても「うちに任せてください!」と自信満々で対応するんです。

 

これがなかなかやっかいで、普通は一般の人が自分で見抜くことができません。だからうっかり売却を依頼してしまいがちですが、そんなところに大切な家の売却を頼んでしまうと、相場よりも何割も安く売られてしまうこともあります。

 

悪い不動産屋は自社の知り合いにわざと安く売ろうとすることも

実は、不動産屋と転売業社は繋がっていることも多く、売り主さんが売値の相場に疎そうな場合などには、知り合いの転売業社に安く売却をするケースもあるんです。

そうすれば、不動産屋は売買の手数料ももらえますし、転売業社は安く仕入れられたおかげで転売がラクに行えます。

 

その場合、転売業社から不動産屋さんには謝礼が何十万円も払われるなんて話も聞いたことがあります。

そんな酷い目に合わないためには、あなた自信が「騒音がうるさい家でも相手によっては高く売れる」という事を知り、自信を持つことが大切です。

 

予算に余裕があれば騒音対策をしてから売ると売れやすい

もし売却をするのに多少のリフォームをする予算があれば、特に騒音が気になる部屋のプチリフォームをしてから売るのも得策です。

 

屋外から室内への騒音を抑えるためにはいろんなリフォームがありますが、最も効果的なのは2重窓でそれ以外ですと遮音材のボードを壁に張り、その上に壁紙を貼る方法などがあります。

 

2重サッシにする場合

現在の窓の室内側にまだ数センチの木枠の余裕があれば、そこにもう一つの窓を付ける対処方法になります。

 

実は騒音というのは、壁や窓ガラスを通して聞こえてくるのはごく一部だけで、ほとんどの場合にはアルミサッシの隙間から室内に聞こえてくるんです。なので普通のアルミサッシの窓を2重につけてもほとんど意味がありません。

 

防音効果を狙ったアルミサッシと窓に隙間がほとんどない専用製品を使う必要があり、有名なものですとYKKのプラマードという商品などがあります。

いろんなメーカーから予算に応じたものが出ているので、騒音具合によっては比較的に安価なもので対処ができることもあります。

 

遮音材や吸音材を壁材に使う場合

厚みが5〜10mmくらいで横幅が1mほどの遮音材や吸音材が発売されていて、これは既存のカベの上に貼り付けるタイプで、あまり大掛かりな工事はかかりません。

 

室内でピアノ演奏をする方などが防音室を作る際によく使われる室内素材なんですが、これを騒音が酷い部屋の壁に利用することで効果を発揮してくれます。

 

ただし、優先順位としてはアルミサッシの隙間からの音を防止した方が費用対効果が大きいですので、2重サッシにしたうえにさらにこれをすることをオススメします。

防音処理をすることで高く売れることも

趣味や仕事の都合で自宅で楽器の練習をされる方や、自宅で集中して仕事をされる方などは、このように防音工事がされている家を探している方も多いんです。

 

自分が家を購入してから防音リフォームをするのはお金もかかりますし、リフォームで対応してもらえるなんて知らない人もいるので、売却の際に既に防音処理ができている家というのは貴重な存在なんです。

 

だから、リフォームにかかった費用以上に売値に上乗せをしても売れる可能性も十分にあります。

他人がなかなかできないことを、先にあなたがしてあげることで家に付加価値がつくからです。

 

ただし、なるべく売却の際にお金をかけたくない!という方はそこまでしなくても見積りサービスさえ利用しておけばスムーズに売却ができるはずですよ。