家を売った体験談

ある日から突然大音量を流し始めた防災サイレンに我慢できず家を売りました

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防災サイレンに我慢できず家を売りました

これは私達家族が、家の近所にできた防災サイレン(無線)の被害で家を売却した体験談です。

当時私が住んでいたのは祖父から相続を受けた家と土地で大きな道路沿いの一軒家で、私と妻のほか、1歳半になる娘と柴犬でその家に住んでいました。

それはある日突然に現れました

住んでた場所はどちらかといえば田舎でしたので、消防団などがまだ活発に活動しており、私も本業の傍ら消防団員として活動しながらのんびりと暮らしておりました。

そんなある日のこと、家に帰ってくると、家から30メートルほど離れた電柱の上に見慣れないものがあり、それは白いメガホンのような形をしていて我が家の方を向いていて、よく見ると小さな機械に線で繋がっていました。

広報放送用の設備かなと思い、「これでちょっと便利になるなぁ」などと気軽に考えていましたが・・・

次の日、休日ということもありお昼まで寝ていると「キ~ンコ~ン カ~ンコ~ン!キ~ンコ~ン カ~ンコ~ン!」という大きなチャイム音で目が覚ますことになったんです。

時報代わりのチャイムを防災用サイレンを使って流すように

なんだなんだ!と外に出てみると、昨日気づいたメガホンから大音量が流れていて、どうやら防災用サイレンを使って時報代わりのチャイムでした。

家に戻ってみると、娘は驚いて泣き出すわ、柴犬は唸って吠えまくるわでちょっとしたパニックになっていました。それでも、「まあお昼だけなら昼間誰もいないしそのうち慣れるだろう」と思っていたのですが、なんと翌日の朝もサイレンの音にたたき起こされることになり、夕方5時にも鳴りはじめました。

まだ小さな娘はとび起きて泣いています。そういえば、サイレンの設置前にも、遠くで毎日決まった時間にすごく遠くでこの音が鳴っていた気がします。

それからというもの、朝昼のサイレンに私たち一家は悩まされる事になりました。娘も犬も全く音に慣れてくれず、妻も不機嫌顔です。

選挙期間や市の検診の時期になると大音量はさらにヒートアップ!

選挙期間になると「投票に行きましょう~」とか「期日前投票は午前9時から午後5何時まで、市役所1Fにて受けていています~」といった放送を朝晩必ず流されます。

それだけじゃありません!市が行う検診の時期になると市役所の健康対策課というところが「乳がん検診」や「肺ガン検診」といったものの受診を促す放送や受診期間の説明などを長々と放送します。

ハッキリ言って、そんなことは広報で配布すればいいし、目立つ看板や垂れ幕でもどこかにつければイイと思います。しかもこの放送の前後には決まって頭が割れそうなくらいの大きなチャイム音を添えてきます!もはや音という公害でしかありません。

防災サイレンがうるさすぎると市役所に苦情を言いたいけど

これでは堪ったものではないと役所に苦情を言いたかったのですが、問題がありました。

私の職業が市役所職員だったのです。

一般の市民からの苦情ならすぐに対応したのでしょうが、防災課に話をしたところ、「近所に他に設置できる電柱がない」との返事でした。かといってこのままでは困ると申し入れたのですが「設備の移転先を見つけるまで我慢してくれ」との無情な答えが返ってきました。

(これは私が単なる市民ではなくて、大きく見れば結局は設置した側の人間だという事が理由でしょうね・・・)

散々待たされたあげくに防災課が放った言葉は・・・

ところが数か月経っても一向にサイレン設備の移転先は見つからず、毎日娘は怯え犬は吠え続け妻はイライラという状況が続きました。これじゃ我が家は崩壊だ・・・と感じて再び防災課へ申し入れに行ったところ返って来た返事は「移転場所が無かった」でした。

この時点で私は家を売る決意を固め、地元の不動産屋との話し合いに入りました。

仕事柄、これい以上は役所内で揉めるわけにはいかなかったからです。そのあと、すぐに少し離れた所にある両親の家に移り住んだのですが、サイレン前の家が売れるまでには1年以上もの月日を要しました。

あまりにも家が売れなかったので買取業者の利用も検討していました

家が売れるまでに1年以上もかかったのはおそらく不動産屋さん選びがダメだったんだと思っています。と言うのは、「妻の同級生が働いている」という理由で選んだからです。別にそこが腕が良いとか、地元では大きいとかそういった理由じゃなかったんです。

結局、売却依頼をして1年近くになった頃に妻の方が「このままだと売れないから買取業者にも声かけてみる?」と言ってきたんですが、いろいろ調べてみると買取業者はすぐに買ってくれる代わりに、不動産屋さんが売ってくれる値段よりも大抵は何割か安く買い取られるとう話で、流石にそれはもったいないからやめとこ!といったんは保留にしました。

幸い、その後に購入してくれる人が現れたので良かったんですが、あのまま買い手が見つかっていなければ、今頃は買取業者さんに売却してたんだと思います。

最後の手段としてはとても心強いですが、少しでも高く売りたい場合にはなるべく沢山の不動産屋さんに声をかけて見たほうが得策っぽい気がします。

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