浮気が原因で家を売る前に知っておくべきことは2つあります。特に重要なのは1つ目の「家の正しい売値を売り主さん自身が把握しておく」ということです。
なぜなら、不動産屋によってつける売値が違うので思わぬ安値で大損させられる心配もあるし、思わぬ高値をつけられて売れ残る心配もあるからです。
それに、近所の不動産屋さんやCMで見た程度の評判も知らない見ず知らずの不動産屋に依頼した際に、そこに悪徳営業マンがいたら騙されて激安で売られるリスクがあるからです。
次に、2つ目は、家を売る理由が「浮気による離婚や別居」だということを不動産屋さんに言わないようにするか、もしくはお客さんに言わないように口止めをしておくということです。
家の正しい売値をすぐに調べられる方法
あなたの家の売値をすぐに調べられる方法があります。それはネット上から大まかな家の築年数や間取りを入力するだけで複数の優良業者から査定をもらえるものを活用する方法です。
→ 私や全国にいる大家仲間も家を手放す際は必ず利用しています
これを利用すれば、あなたの街の不動産屋に限定せずに、高値で売ってくれる業者名と価格が分かります。それに、3~5社など複数の不動産業者から査定が集まるので、金額を見比べるだけで正しい相場額はどの程度なのかも一目瞭然となるんです。
売却理由は当たり障りのない理由を言えばOK
ちなみに、売却理由は「仕事の都合で引っ越しするため」など、当たり障りのない理由でOKですよ。
※家を売る際の「売却理由」は不動産屋さんから必ず聞かれます。これは、重要事項説明という売買契約の際の大切な説明のためで、購入希望者に説明をする義務があるからです。ただし、この説明では、次の購入者に不利益となる理由を隠してはいけませんが、浮気による別居や離婚が原因だとうことは何も不利益にならないので本当の事をバカ正直に言う必要はないんです。
売れ残った家は相場額に戻してもすぐには売れない?
私が過去に中古の家を売ってもらった数々の経験からすと、値付けを高く付け過ぎて売れ残ったら、その後すぐに相場に合わせた売値に戻してもまず売れません。
なぜなら、中古の家を探している人はいつも売値をチェックしていて抜け目がないので、売れ残った家には何か良くない理由があると勘違いをされやすいからです。
だから最初にちゃんとした値段をつけられる不動産屋を選ぶ必要があります。
もちろん、相場よりも高い値段をつけてくれたとしても、そこの営業マンがその値段で買ってくれそうなお客さんを持っていて、一般に値段を公開する前に水面下で売ってもらえるのならそれに越したことはありません。
実際にそういうことはあり得るので、一括査定サービスを利用して高値をつけてくれた業者には声をかけてみることは欠かさなないようにしてくださいね。