家を売った体験談

焼き鳥屋からの目が痛くなる煙と酔った客の馬鹿騒ぎ声に耐えられなくなり家を売りました

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焼き鳥からの煙が耐えられない

私達家族が住んでいた場所は住宅の他にも小さなアパートやマンションが建っていて、表通りに出れば個人経営の飲食店の密集している地域でした。

とても気に入ってる場所だったため、まさか後にあんな悲劇がやってくることなど私も妻もそして息子2人も想像すらしたことがありませんでした・・・

オシャレな店が多い住宅街は短期間で様子が変化してしまいました

もともとオシャレな店が多い地域で、数年前からそういうオシャレな個人経営店が注目されるようになり店の数も徐々に増えてきていました。やがてそういった店は私達が住む住居の密集している裏通りの方まで出店するようになってきました。まだこの時は良い場所を買ったくらいに思っていてむしろ嬉しいくらいの気持ちでしたね。

古着屋や雑貨店は住宅のある裏通りにも昔からぽつぽつとありましたが、静かで目立たない喫茶店やバーなどがじわじわと出店するようになったなと思っていたら、オシャレな飲食店なども増えてきて、あっという間に私の家の隣にワインと焼き鳥を扱う飲食店までできましたが、もともとカフェがあった建物だったので何も心配はしてなかったんです

隣は古民家を改造したカフェだったのですが、そのカフェが閉店した後、焼き鳥店を開くと店のオーナーから工事前に挨拶があり、オーナーさんの説明だと「こじんまりとした店であまり騒ぐお客はこない店になると思います。」という説明でした。

酔っぱらいと煙!ダブルパンチは想像していませんでした・・・

数週間後、店が開店した時もオーナーや店の方から挨拶があり、常識がありそうな人だったのでこの時もまだ何の不安もありませんでした。店は、オーナーの説明通りでオシャレにワインと焼き鳥を楽しむ落ち着いた雰囲気の店でしたが、いざ開店してから気づいたのは焼き鳥の煙と臭いと酔った客の大声でした。

店は煙や臭いがまわりの住宅の迷惑にならないように高い煙突を作り、煙や臭いを上空に逃がしていましたが、それでも湿度が高い日や風向きによっては地面まで煙が降りてきます。おかげで我が家は刺し身を食べててもカレーを食べてても焼き鳥の臭いをずっとかぐ生活になりました。

開店後はやはり近所からも煙や臭いに対してクレームがあったみたいで、店は煙突に繋がる換気扇を増やしたり、清掃などを徹底するように努力をしていましたが、それほど効果があったとは思えませんでした。

(私もネット等でいろいろ調べてみたんですが、飲食店から出る煙を無くすような装置は普通の人が買えるような金額では存在して無くてどうしようもないようです。何千万円とかってレベルのものでした。)
また、落ち着いた雰囲気の店ですが、その雰囲気に合った客のみが来るわけもなく、一部の客ですが、店で酒を飲んだ後ワイワイと騒いで家の前を通るのはちょっと迷惑でした。

流石に我慢の限界!店に直接クレームを入れましたが

私の家からだけでなく、近所からもクレームが来ているみたいで、何度もオーナーが頭を下げに来て「いろいろ対応はしている」との事でしたが効果は見えませんでした。あげくに、近所の気が短い人によって、換気扇の電源コードを切られることも何度かあり、警察まで来る事態がたびたび続きました。

我が家もクレームを入れたことがあるので警察から事情を聞かれましたが、なんだか犯人扱いのようでムカムカしてきました。

窓を開けたままでいられない家!売ることにしました

私自身は、そういう地域だと分かって引っ越して来ていましたし、隣が飲食店なのである程度のことは仕方ないと思っていましたが、隣の建物からのうるさい声と煙には我慢の限界を感じ、家を売ることを決心しました。

なにせ受験を控えた息子と一日の大半を家で過ごす妻もストレスを感じるようになっていたため、家を売ることには大賛成だったのがせめてもの救いでした。

とりあえず複数の不動産屋さんから見積りをもらいました

家を売ると決まってからは、複数の不動産店から相見積りをとりましたが、それほど価格差はなかったので、購入時からずっと付き合いのある工務店に紹介された不動産店にお願いしました。

売り出し価格の設定については不動産店の営業さんが「価格を下げなくてもすぐに買い手は決まると思う」と言われたので、相場価格で売りに出しました。

売値が心配でしたが相場価格で売れました!その意外な理由とは

売却を依頼するにあたり、不動産屋さんには家を売る理由を正直に話をしていましたから、どうしてこんなにデメリットが多い家が相場並の価格で売れるのか疑問でした。でも、いざ売りに出すと1ヶ月も経たないうちに不動産店から連絡があり、売出後1、2週間で見学が数組あり、その内の1組がほぼ即決で購入してくれたんです。

実はその購入してくれた人は同じ街で飲食店を営んでいる方で、自分が店をされているから「煙の匂いとか酔っぱらいなんて気にはしていない」ということだったんです。しかも、その方は同じ鳥料理の店をやるとか!確か、「成功している店の側で類似商売をやるのが成功しやすい」という話でした。

それに、「どうせ朝方に仕事が終わって夕方まで寝る生活だから、雨戸締めてエアコンつけて寝るだけの生活だから酔っぱらいが出ない間に寝る生活ですよ!」と言われていました。

なるほど・・・これなら値下げしなくても売れるわけだ!と納得できましたね。

家を探している人にはいろんな価値観と住んでる世界があると実感

家を探している人にはいろんな人がいるから、自分の常識にとらわれてしまうと売り損ねてしまうことを学びました。

また、不動産店の方は、普通に売れる家は2、3ヶ月もすれば売れると言っていましたが、私の家は購入希望者さんとの希望とマッチング具合がすごく良かったみたいで1ヶ月ほどの短期間で売れ、しっかりと相場価格で売れたので、家の残りのローンの支払いなどもほとんどをカバーできて助かりました。

ちなみに、売却やローン等の書類はいろいろと多くてちょっと面倒でしたが、そこは不動産店の方が仕切ってくれたのでこちらは目を通して指示された箇所に住所や名前などサインをするだけで済んで助かりました。

余談ですが、引っ越し先は、家族の要望で焼き鳥店や焼肉店の開業できない地域にしました。土地には法令上の制限というもので建設して良いものが決められている第一種低層住居専用地域を選び今度の家はそこに該当しています。

家は一生に一度の買い物と言われていますが、満足できるまで買い替えできる時代なので「一度」に捕らわれることもありませんね。

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