家を売る人にオススメのコラム

お盆明けに家を売るなら

お盆に故郷に帰省した際に、実家や土地を売却すると決心される方は多いんですが、それと同時に、売却で大損をさせられるトラブルも増えます!

お盆明けに売却をスタートした方からよく聞くトラブル

  1. 不動産屋さん選びを「なんとなく」で決めて失敗した
  2. 営業マンに適当な売られ方をしてしまった
  3. 当て馬物件(つぶし物件)にされていた
  4. 不必要なリフォームをしつこく勧められた

それぞについて詳しく紹介してみたいと思います。

1,不動産屋選びをなんとなくで決めて失敗

不動産屋さんを選ぶなら、そこがあなたの家を売ることに向いているかどうかを見極めて依頼しないとダメなんです。

一口に不動産屋と言っても、売買が得意なところもあれば苦手なところもあります、それに、その業者の抱えている顧客の予算とあなたの家の売値がマッチしてなければまともな価格では売れません。

だから、見た目とかCMに影響されて何となくで決めることはせず、複数の業者から売値についての見積りをもらってみて、それを見比べて最高値の業者を選ぶことが大切です。

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2,営業マンに適当な売られ方をしてしまった

売り物件とあなたのお住まいが離れている場合には、先ほどの「2」のように管理がいい加減になりがちですが、もしもあなたが売却依頼した不動産屋さんがそんないい加減なところだったら、きっと適当な理由をつけて安売りされたりと好きなように扱われやすくなります。

また、不動産屋の営業マンがノルマ達成しか見えていない場合には、適当な理由をつけて100万も200万も値引きをしててっとり早く売られるリスクがあります。

物件が遠くにあるとどうしてもこのようなリスクがつきまといますが、それを未然に防ぐには業者選びの時点で信頼できるところを選んでおくしかありませんが、そのためには複数の業者を比較するしかありません。

3,当て馬物件(つぶし物件)にされていた

これも「2」や「3」と近い話ですが、物件が近くにないことをいいことに不動産屋の営業マンがあなたの物件を都合良く利用する恐れがあります。その一つに他人の家を売るための「当て馬」として利用されているうちは絶対に売れませんよ!下手をすれば何年も先まで当て馬に利用されるかも・・・

でも、事前に自分の家の売値の正しい価値さえ把握しておけば、「こんなに売れないのはオカシイ」と気づけます。例えば、内覧が入るのにいつまでも売れないとか、内覧さえも入らないとか、どちらの場合もオカシイです。

そもそも売値がオカシイのであれば売れませんが、相場並なのに売れないということは、都合良く利用されている可能性が大です。

4,不必要なリフォームをしつこく勧められた

不動産屋とリフォーム業者は同じ会社が運営をしているケースや、お互いに持ちつ持たれつで繋がっているケースも多いため、「家が傷んでるのでリフォームしないと売れませんよ」と、さも当たり前のような顔をして工事を勧めてくるところもいます。

もちろん、提案してくれる業者が全てダメではなくて、中にはまともな意見としてリフォームを提案してくれる事もいるにはいます、でもそれをどうやって見抜くとか言えば、やはりこれも事前に自分で正しい売値を把握しておくしかありません。

仮に、現状のままで売値の相場が2000万円だと分かっていれば、「2000万円で売るにはリフォームに200万円必要です」なんて提案はウソだと見抜けます。

こうした下調べをせずに、多くの方は自分の直感を頼りに売却依頼する不動産屋を決めてしまうから比較対象がなくて見抜けなくなるんです。比較をせずに売却依頼先を決めることは絶対にしないように気をつけてくださいね。

お盆明けからの売却をスムーズにするために

お盆休みに里帰りしてそこで家族が集まり家の売却を決断するケースが多くなるため、一年の中でお盆明けは春の次に売り出し物件が増える時期となります。

そのためライバルの売り家も多くなりますが、購入してくれる人の数は限られているので、先に売ったもの勝ちとも言えます。どこの不動産屋に売却依頼するか決められずにモタモタしている間にも、ライバルの家はどんどん売れてしまいます。

1日でも早く売却依頼をするためには、効率良く業者選びを終えないといけませんが、そのためにはネットの見積りサービスを利用すれば一瞬で解決でき、しかもあなたの家と相性の良い業者を見つけることができるメリットがあるんです。

もしお盆休み前から売りに出してるのに反応がなければ

何ヶ月も前から売りに出しているのに、家が売れない場合には値段の付け方がズレているか、単純にその不動産屋さんに力がないかのどちらかです。この場合、売却依頼している業者を変えるしかありません。

また、内覧が来るのに売れないのもオカシイですし、内覧が来ないのもオカシイです。

どっちにしても、半年くらいの間に売れる気配がない場合には、その業者は向いてない可能性が大きです!

  • 頑張ってくれてる
  • 真面目にやってくれてる

こんなことはハッキリ言って当たり前のことです。

家が売れた場合には不動産屋さんには家や土地の売値の約3%ものお金を払うんですから頑張ってくれるのは当然と言えば当然です。

なお、不動産屋の売買は縁が全てです。縁がない顧客ばかり抱えた業者さんをあてにしてたら、何年経っても売れずに、そのうち地震とかで家が壊れて大損するだけかもしれませんよ。

ここ20年ほどの間に、阪神大震災・中越地震・東日本大震災、それに九州でも大きな地震が起きたくらいですから、どこに家があっても安全なんてことは言えないんです。。