売却理由別

デザイナーズ住宅を手放す際には上手に売ってもらえば高値売却できます

拘りのデザイナーズ住宅を手放す時には上手に不動産屋選びをすれば高値で売れますが、下手なところを選でしまうと逆に大損します。

上手に選ぶコツは「デザイナーズ住宅を求めているお客さんがいる不動産屋を使う」という一見すると当たり前に思えることです。

でも、この当たり前の事がほとんどの方はできていなくて安く売っているのが現状です。そこで、簡単にできる方法が以下(目次4)でも触れている方法となります。

拘りが多い住宅ほど見る人によって価値がまるで違ってきます

せっかくお金がかかった素晴らしいデザイン住宅でも、購入希望者がそこに惹かれてくれるからこその価値なので、見た目に無関心な人が購入希望者になると下手すれば値引きを求められるリスクさえあります。こだわってお金もかけたのに値切られるって最悪ですよね・・・

扱う営業マンによっては高くも安くもなるのが中古のデザイナーズ住宅の特徴でもあります。

中古のデザイナーズ住宅って諸刃の剣なんです

デザイナーズ住宅を売る場合、ありきたりな家とは異なる「こだわった見た目」を気に入ってもらえさえすれば、それ以外の条件が全く同じ家と比べて何割も高く売ることもできます

でも反対に気に入ってもらえなければ最悪で、相場より何割も安くしないと売れなくなることも多々あるんです。これがデザイナーズ住宅は諸刃の剣と言われる所以なんです。

実は、過去に私が売却してきた家の中にもデザインを重視したものがいつくかあり、中にはデザインにこだわり過ぎて空間が無駄に広く、おかげで空調が効きづらい物件もありました。

その時、不動産屋さんが異なれば付ける売値も大きく違ってくることを知ったんですが、高い値段をつけてくれたところは「このような物件は空調なんて気にしない人もいます」という前向きな営業マンがいるところでした。

反対に安い売値しかつけてくれないところは「電気代がかかるので今どきは売れない」という後ろ向き な営業がいるところだったんです。

売る前からこんなに姿勢が違うものか・・・と驚きましたが、単純に”高値販売に前向きな営業マンはデザインにこだわるピッタリの見込み客を抱えていた”というシンプルな理由だったんです。

こんなふうに、気に入ってくれそうなお客さんを抱えている不動産屋さんと出会うことができれば、同じ家なのに売値を何割も高くできる可能性があるんです。営業マンの腕次第では平凡な中古の家を頑張って売るよりもずっとラクに高値で売れるんです。

デザイナーズ住宅の売却に成功するには

デザインにこだわった家の売却に成功するために唯一とも言える方法があって、それは「デザインに惚れてくれる人に売る」という売り方になります。

もちろん、これは一般の家を売る際にも欠かせない要素なんですが、ありきたりな家だとなかなか惚れてくれることはありません。(価格や立地を重視されることが多いからです。)

デザイン住宅は購入希望者の好みとマッチすれば驚くような高い値段でも簡単に買ってもらえる可能性があり、仮に値引き要求をされたとしても自信を持って突っぱねてしまえば、案外、あっさり相手が折れてあなたの言い値で売れることだってあります。これは普通の家だと無理です。

あなたのデザイナーズ住宅に惚れてくれる購入者を見つける方法

あなたのデザイナーズ住宅に惚れてくれ、相場よりも高くても買ってくれる人を探すには複数の不動産屋さんに声をかけて見積りをもらえばそれがどこか簡単に分かります。

(人気記事)→ 家が売れる最高値も分かる無料査定サービスを使ってみました

(こうした査定サービスを使って集まった見積りの中で「最高値の業者」には、あなたの家を欲しがってくれるお客さんがいる確率が高いんです!)

 

どこよりも高い売値をつけてくれる不動産屋さんこそが、デザイナーズ住宅に高い感心を持っているお客さんを抱えている可能性が高いからです。

一般の家ならデザインよりも立地や価格や築年数などを重視して購入されるので単純に安い物件ほど売れやすいんですが、「ありきたりなデザインの家は他人と同じでイヤ」というような方に提案ができれば、案外あっさりと売れることも多いんです。

強気な売値をつけてくれる不動産屋を見つけないと大損します!

あなたの家に惚れてくれそうな「デザイン重視のお客さん」を抱えた不動産屋さんは強気な売値を提示してくれます。それは営業マンが「デザインには定価や相場など値段の根拠となるものが無い」ことを知っているからです。

なので欲しがってくれるお客さんとデザイナー住宅の縁をとりもつことができる不動産屋は、大げさかもしれませんが「好きな値段」で売ることができます。同じ家に対して2000万円で売りたいと言っても3000万円と言っても普通の家と違ってどちらの値段でも違和感なく通る話ですからね。

(ちなみに、デザイナーズ住宅ではなくて、単なるハウスメーカーの家だったとしたら、いくらブランド力で高く売れやすいとは言っても新築価格の相場がだいたい知れ渡っているのであなたの好きな売値を付けるのは難しいです。)

中古の家探しをしている人の多くはデザイナーズ住宅を避けがちという現実

デザインを重視しているあまり部屋の使い勝手が悪かったり空間を無駄に広く設計したり狭く設計している機能的でない家は避けられがちです。

特に、天井部分などが大空間の家だとエアコンが普通のサイズでは効かないために業務用サイズの大きなエアコンがついていることも多く、そのために通常の家庭用エアコンと比較して多くの電気代がかかることや、故障した際の費用や買い替えをする際の費用も怖がられて避けられます。

特に、ビルトインタイプのエアコンをつけている場合には、予算を重視して中古住宅を探している人からすればまず間違いなく対象外にされます。修理や交換時の費用がまるで想像がつかないからです。

また、最近だと内装にコンクリートをむき出しにしたマンションや家がありますが、これも空調が効きづらくなるために避ける方も多いそうです。かと言って、リフォームをしてまで売ろうとすれば多額の費用がかかりますし、折角のデザインが台無しになります・・・

だから暑さ寒さなんて気にしないような、純粋にあなたの家の見た目を気に入って欲しがってくれる人に売るしか売却成功の道はないんです。そのためにはやはり複数の不動産屋さんに声をかけてみるしかありません。