売却理由別

家を売ってセキュリティに強いマンションに買い替えをする際の注意点

ごく普通の一戸建ての家ではセキュリティーの面では何もなされていないのと同等で、壁とドアで人が勝手に室内に入らないようにできているくらいのもろさで非常に危険です。

いくら防犯カメラを強化しても、ストーカーなどが本気になればピッキングやガラスを割って室内に入ることも可能だからです。もう少し詳しく紹介してみますね。

マンションに比べると戸建てのセキュリティは赤子のようなもの

もしもそのまま今の家に住み続けているとお子さんや奥さんなどが自宅にいる間にキケンな目に会うことも考えられます。

不安だと感じる人間の直感はわりと信頼できるのでもしも何だか胸騒ぎがするようでしたら、一刻も早く、先に賃貸物件に引越しをして、それからゆっくりと空き家になった家を売却しつつ、満足のできるマンションに移るのが得策です。命があっての人生ですからね。

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家をすぐに売却してマンションに買い替えるには?

家を売却する場合にはスピード重視か価格重視かによって依頼先が違ってきます。スピード重視なら不動産屋さんよりも買い取り業者に声をかけるべきで、少しでも高く売りたいなら不動産屋さんを頼るべきです。

買い取り業者と不動産屋さんで売れる値段が違ってくる理由は?

まずは「買い取り業者」についてですが、買い取り業者は購入からリフォームまでを一貫して自社で行うことが多く、購入後に家の価値をアップさせて転売することが目的です。リフォーム費用をかける分だけどうしても不動産屋さんを通して一般の人に売るよりかは安く買われてしまうんですが、購入は自社がするので決断も支払もとにかく早いんです。

次に「不動産屋さんを頼るケース」ですがほとんどの方はこちらだと思いますが(今回のケースは違うかもしれませんが)、この場合にはどこの誰があなたの家を購入してくれるか分からないので売れるまでに時間がかかります。

ただし!間取りや立地などの好みがあえば相場価格で売れやすいですし相場よりも100万円以上も高く売れることだってありえます。

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家が売れるまでにしておきたいセキュリティー対策

家を売ることに決めたとしても売れるまで今の家に住み続ける場合にはセキュリティーが不安ですよね。もし先に引っ越しをして空き家にしてから売ることができればそれが理想的ですが、お金もかかるので売れるより前の引っ越しは現実的じゃないかもしれません。

そこで、住み続けないといけない場合にオススメなのは夜間でも見える防犯カメラの設置です。今はネットで1万円ほどあれば買えるものも多いですし、取り付けも日曜大工程度の手間で簡単です。

※どうしても工事が面倒という方や費用を抑えたい方には月額1,000円ほどで利用できるレンタルもあります。

私が実際に装備したことがある簡単なのに綺麗に見える防犯カメラ

スマホで見れる防犯カメラ

例えばこちらは私が軒下につけているもので、ネット回線のLANケーブルをつなぎ、電源はコンセントからとっているだけのとってもシンプルな防犯カメラです!(planexのスマカメというものです。)

これは夜間モードには対応していない7千円ほどのカメラですがあと5千円も出せば夜間対応の製品もあります。ちなみにこれ!お手持ちのスマホに映像を映すことができ、向こう側の音声も拾えます。

(※夜はセンサーライトを側につけておけば明るくなった際にはっきりと映像が録画できます。)

また、カメラにminiSDカードを刺しておけば20時間ほどの録画もでき、驚くくらいに鮮明に見ることができます!それに、動く物に反応してから録画を開始する設定も簡単にできるのでこれを軒下などにつけておけば、1枚のminiSDカードで何日でも余裕で留守中の録画が可能です。

もちろん録画なんて管理が面倒だという方は家の外で音がした時に家の中からスマホでリアルタイムの映像を見て確認したり家を出る時に外に怪しい人がいないか事前にチェックするだけの手軽な利用もオススメです。外出先から家に戻る際にも、少し手前でスマホを使ってチェックすれば安心して家に入ることもできますよ。

セキュリティー対策をした家は付加価値をつけて良い条件で売れやすい!

カメラなどセキュリティー対策をした家はいざ売りに出した時には大きなアピールポイントになります。ただし、あまりにも凄い装備が満載で要塞のようになっている家は逆に「この家は何があったんだろう?」と怖がられてしまうので注意してください。

カメラの数が多過ぎて内覧者がドン引きしてしまわないか、そのあたりは不動産屋さんに見てもらえばすぐに判断してもらえますよ!また、買い取り業者に売る時はカメラの台数などは何も気にかけることはありませんよ。

過去に私が売却してもらった家で防犯カメラが玄関と庭についていたケースでは、近隣にあるライバルの売り家よりも1割高い値段で半年以上は先に売れた記憶があります。

治安が良くないエリアの家を売る際には、バリアフリー工事をした家よりもセキュリティー対策をしっかりした家の方が良い条件で売れると確信してます。安心という目には見えない効力は相当な付加価値をつけられるんだと実感しましたね・・・。

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