家を売る作業を自分でやるなら、まずは買い手を探すところからはじめないといけません。
でも、買い手なんて素人が簡単に見つけられるものじゃありません。そこでなるだけ自分でやる場合の注意点などを紹介してみました。
仮に知り合いが購入してくれても危険です
それに、もしも知り合いなどに購入希望者がいたとしても、売却後に隠れた欠陥や修理が必要な箇所が見つかった場合の取り決めなど抜かりなくやっておかないとトラブルのもとです。
また、家や土地の登記の移転もミスなくやる必要がありますが、登記は司法書士や行政書士に依頼する必要があり、どのみち自分ではできません。
つまり、自分でどこまでできて、どこから先はプロに頼まないといけないかが判断すらつかないんです。
不動産の売却を不動産屋に依頼すべき理由
不動産屋さんは、あなたが売ろうとしている家や土地の買い手を探すお手伝いもしてくれますが、仕事はそれだけではありません。
無事に売却ができるように、測量が必要な場合にはその手配をしてくれたり、家や土地の登記を移転するための所有権移転処理や、ローンのための抵当権設定がされている場合には抵当権抹消の処理をしてくれる不動産産慣れしている司法書士や行政書士の手配などもしてくれます。
また、次に購入してくれる人に対して、今後必要となりそうな修理見込みの箇所を売買の前にちゃんと事前に伝えてトラブルを回避してくれます。
なお、これら手配なども全て自分でやれるとしても、あえて不動産屋さんに売却依頼をするべきです。
売却依頼すべき理由は、高額な買い物をする次の購入者が素人から直接買ってくれる事が普通だとありえないからです。家を売る準備を自分でやるなら不動産屋選びまで
家を売る行為を自分で全てやるのは上記のことからもいかに無謀かがお分かりいただけたと思います。
そこで、もしどうしても自分でやれるだけのことはやりたいという場合には、不動産屋選びなら自分でとことんやれます。
あちこちの不動産屋から「いくらで売れるか？」の査定を出してもらい、後は、その中で最も高額な査定を出してくれた業者に売却依頼をするだけです。
簡単に査定を集められます→ 一括査定を利用してみました
要するに、金額だけで判断をするという選び方で、間違っても、印象なんかで決めるべきではないんです。
家を売るのに自分でやれることには掃除もあります
意外とおざなりにされがちなのが、売却する家や土地の掃除です。
家なら内外の掃除を徹底することはもちろんですが、臭い対策として芳香剤をあちこちの部屋に設置することもかなり有効な手です。
掃除はダスキンなどのプロに依頼する手もありますが、時間さえかければ全室の掃除を自分でやってしまうことも可能です。
もしお金をかけることができるのなら、台所の換気扇やお風呂場とトイレはプロに依頼すると、見た目以上の効果を得ることができます。
その見た目以上の効果というは、「◯◯についてはダスキンが掃除をしています」という付加価値です。床や壁の掃除なら素人もプロも大差ないかもしれませんが、油汚れや皮脂汚れなど特殊な汚れのある部分だけはプロが掃除をしたという安心感は家を売る際の大きなポイントとなりますよ。
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以上のことから、売り家の掃除は、自分でやるところとプロに頼むところをハッキリと分けて考えるのがオススメです。
庭木はバッサリ無くした方が良い
また、家の外に生えている植栽はなるべく切ってしまい、さっぱりとした庭にしておくのがベストです。
売れ残りやすい家に共通しているのが、売り主さんが気に入って残している大木や生い茂って家に影をおとしている庭木が存在している売り家です。
そんな物、次に家を買ってくれる人からすれば邪魔なだけで、多くの場合、新しく植えたい苗木があるものです。
それに、生い茂った庭木のせいで湿気がこもったり、風通しが悪くなるなどデメリットばかりで恐らくメリットはありません。
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