売却理由別

家を売る際に「失火経験あり」ならメリットに変えて売りましょう

家を売る際に、過去に家事を起こした経験があるかどうか聞かれますが、この時、過去にボヤでも起こしていれば「失火経験あり」となります。

当然、普通に考えれば過去に火災を起こした家を買いたいと思う人はいないので、売値を下げて売るのが一般的となります。

 

でも大丈夫です!安心してください。

私の大家仲間が過去に家を売る際に、上手に相場並の価格でちゃんと売った方法があるのでご紹介します。

「失火ありの家でも良い」というお客さんを知ってる不動産屋を選ぶこと

中古の家を探している人の中には、立地や間取りが理想通りのものなら、過去に失火経験があっても大したことがなければ気にしないという人もいます。

※「大したことがない」というのは、構造上に問題がなく、なおかつ、今はキレイに修繕がされている家ということになります。

 

そうした「失火経験よりも立地や間取り優先」なお客さんを抱えている不動産さんを利用しないとそう簡単には売れません。

 

でも、なかには「今が綺麗になってるなら気にしない」という人も少数ながら必ずいるものです。なので、そうした人に売ることができれば、値引きを求められることもなく、すんなりとごく普通の価格で売ることが可能になります。

すぐ見つかるのが一括査定です → 1分査定なら失火経験ありの家でも高値で売ってくれる不動産屋さんがみつかります

 

もし、こうした一括査定を利用せずに自分で不動産屋さんをまわるとしたら、そこが売却に強いかどうか分からないだけでなく、下手すると賃貸仲介の方が得意で、売買は数年に1件しか成功できていないような業者にうっかり相談や依頼をしてしまうリスクがあります。

 

ただでさえ、売買は経験がものをいう世界なのに、慣れてもないところを頼ってしまうと、1~2年経っても、1人も見学がこないというリスクもありますよ。

 

そもそも、バカ正直に「うちは賃貸仲介は得意だけど売買は苦手です、それでも当社に任せてもらえますか?」なんていう業者はいませんからね・・・。

過去に家事を起こした家を高く売るテクニック

過去に家事を起こした家を高く売るには、ちゃんと修理されていることが大前提となります。

修理の範囲は、もしも家の構造にダメージが出ていた場合にはそこの修理がされていることが必要ですし、内装などの見た目をキレイにするための修理も必要となります。

 

そしてちゃんと直すことができていれば、「キレイにリフォーム済み」「家の構造には影響なしと確認済み」「ボヤのリフォームをしたついでにあちこちキレイにしました」といった、アピールをしてください。

これは、不動産屋さんに伝えるだけでなく、内覧者を迎える際には挨拶のついでに直接伝えることもかなり有効です。

 

なにせ、買おうとしている人が気にしているのは、火事のダメージが残っていやしないか?という1点だからです。それを解消してあげつつ、リフォームしてむしろキレイになっていることを伝えてあげれば、意外とすんなり売れるものなんです。

 

見に来るまでは心配してても、実際に見たらどこが火事の跡か分からなければ、むしろ普通の家よりも印象が良くなることさえあるくらいなんです。

 

人の印象に例えるなら、いかにも怖そうな人が優しくしてくれると、普通の人に優しくされるよりもずっと好印象を感じやすい例がありますが、家の場合も同じで、失火経験ありの悪い印象のある家を、いざ見てみると、なんの悪い印象もないという状況にしてしまえばいいんです。