家を売ってアパートやマンションなどの賃貸物件に引っ越しをするなら、無理をしてでも、先に引っ越しをしてから家を売りに出す方が得策です。
なぜなら、家を売るには空き家にしている方が断然に売れやすいからです。
もし住んだままで売ろうとすれば、下手すれ１年以上も売れずに結局は後で１００万円以上も値下げして売るようになることもありえます。
それなら、先に賃貸物件に引っ越しをして、家賃を先に払い始めたとしても、売れるのが早くなる方が理想的じゃないでしょうか。
家を売る前に賃貸物件に引っ越しするならやるべきことがあります
もしも、家を早く売りたいけど、次に引っ越しをする物件で気に入る物件が見つからない・・・という事もあると思います。
そんな時、いつまでも物件選びをしていると、その間に家が売れるのを妨げてしまうことにも成りかねません。
そこでオススメなのは、先に人が生活するのに不自由のない程度の適当な賃貸物件に引っ越しをしてしまい、荷持はトランクルームなどに預けてしまう方法です。
これなら、売り家をすぐに空けることができますし、本命の物件をゆっくりと納得いくまで選ぶことができます。
それに、ほとんどの荷物をトランクルームに預けてしまえば、部屋数や広さも最低限の物件で収まるため、仮住まいの家賃を極限まで安くすることも可能です。
賃貸物件はゆっくり選んでも売り家は早く売り終えるべき
次に済むための賃貸物件はどれだけゆっくり選んでも問題はありませんが、売り家だけは短期決戦でスパッと売ってしまう必要があります。
なぜなら、売り家は誰もがチェックをしているために、１年近く売れ残っている物件などは「何か問題がありそう」と、悪い印象を持たれてしまいやすいからです。
一度、悪いイメージがついてしまうと、それを払拭することは難しく、次々と大幅な値引き交渉をされて足元を見られるようになってしまいます。
そんな事を避けるためには、売却依頼をする不動産屋をちゃんと選んでおく必要があります。
→ ネットの一括査定なら１分の手間だけであなたの家を売るのに強い不動産屋がすぐに見つかります
早く家を売らないと困る人ほど売り家の近くの賃貸物件を選ぶべき
家をできるだけ迅速に売ってしまいたい場合には、出来る限り、売り家の近くの賃貸物件を借りて暮らすべきです。
その理由は、売り家の掃除や空気の入れ換えをマメにやる必要があるからです。もし、遠く離れた街で賃貸物件を借りてしまうと、恐らく、滅多に売り物件に行かなくなると思います。
売り物件では家の内外の掃除は必要ですし、得に、内覧が入った後とうのは、スリッパが散らばっていることなんてザラです。そんな状態のところに次の内覧者さんが行ったとしたら・・・感じ悪いですよね？実は些細なこんなことくらいでも家が売れるかどうかを左右するくらいなんです。
また、売り家が空き家の場合には、排水口にまめに水を流したり、空気の入れ替えもまめにやらないと、臭気が発生して部屋に篭ってしまいます。
排水口には臭いを止めるための水が貯まる箇所があるんですが、１ヶ月も水を使わなければ臭いの逆流を止めるための水貯まりが蒸発して機能しなくなるため、下水の臭いが室内に逆流して家の中が臭くなることは珍しい話しではありません。
また、空気も週に１回くらいは入れ替えてあげないと、生活臭などが壁などから染み出してくるために、他人からすると耐えられないような臭いを漂わせることになります。
そうした事への配慮をラクにできるようになるには、やはり近くに住むしかありません。近くに住んでいれば、１〜２週間に１回の掃除に行くことも苦にはならないと思います。
