売却理由別

競売にかけられる前に家を売る方法

競売にかけられる前に家を売るには方法が限られてきます。

その方法は2つであり,まず1つ目は不動産屋に声をかけて「今スグに買ってくれる人はいないか?」と即買い客を抱えていないか聞いてみる方法です。

そして、2つ目は不動産の買取業者に即日で勝手もらう方法です。

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※査定サービスを使うと「即買い」してくれる人に出会える確率も高まりますよ。

不動産屋に声をかけてみる方法

まず1つ目の「不動産屋に声をかける方法」ですが、不動産屋には「良い物件があったらすぐにでも買います!」というお客がいるもので、そうしたお客さんと縁を繋げてもらうことができれば、早ければ当日中にでも家や土地が売れることだってありえるんです。

「どうしてもその立地に家が欲しい」という人もいれば、「土地狙いで家の間取りなんてどうでも良い」というような、常識では考えられないような人がいるものなんです。

そうした人が気に入ってくれさえすれば、相場なんて無視した価格で速攻で売却が完了するので、最高の条件となります。

ただし、スグにでも買いたいという人が見つからなければ、早急に次で紹介します「買取業者に声をかける」の方法に移らないと、ローン滞納をしている状態のままなので、あっという間に競売にかかって大損する可能性があるのでお気を付けください。

不動産の買取業者に声をかける方法

不動産屋に声をかけてみても、すぐに反応がなければ次は買取業者に声をかけてみる方法があります。不動産を売却するにはいろんな方法がありますが、おそらくこの方法よりも早く現金化できるやり方は存在しません。

ただし、買取業者の場合には、あなたの家や土地を買取りした後に、他の人に家や土地を転売することを仕事としているために、不動産屋で売る値段よりは随分と安くなります。

仮に、一般市場で3000万円で売れる家土地の場合には、買取業者の場合には2000万円での買取になることも珍しくありません。それだけ安く買取りするからこそ、転売で利益を出すことができるんです。

(関連記事→ 売り家に住んだままで売るには)

それでも競売にかかるよりはずっとマシなはずです

競売にかかると、家はオークションのようなものに出品をされますが、その落札価格が相当厳しいんです。競売のスタート価格は固定資産税の3割程度の金額からスタートするものですが、仮に入札をする人が1人しかない場合には、入札した人の金額で落札をされてしまいます。

この「最低入札額」というのは、「スタート価格に1万円を上乗せした金額」以上であればいいので、仮に固定資産税評価額が3,000万円の不動産の場合に、ライバル不在なら901万円で落札される恐れがあるんです。(スタート価格+1万円した金額なので)

これが競売の恐ろしところで、仮に家のローンの残りが2000万円あったとしても、競売で901万円の落札で終われば、残りの不足する差額の1099万円は借金としてそのまま存続を続けるんです。

つまり、家を失いながらも借金の1099万円はしっかり残り、残る道は自己破産をするか、もしくはずっと1099万円に対して返済を続けていくということになります。ただし・・・この1099万円には利息がつくので、下手すると利息ばかりをひたすら返していくという可能性もあります。

とにかく早く確実に借金を減らすには買取業者が最高

不動産屋に普通に売却依頼した場合でも売れるまでに早くても数ヶ月はかかりるものです。ただし、その人が住宅ローンを利用する場合には絶対にローンに通るとは限らないので、売れる見込んでいた相手に売れなくなって振り出しに戻るとう話も珍しくありません。

結局、売れる相手がみつからなかったり、購入予定者が住宅ローンに通らないない場合には買取業者に売るしか道はないんです。