仮想通貨が値上がりをすることに期待をして全財産をつぎ込む方も多いと思います。
でも、値動きが大きいのが仮想通貨の特徴でもあるため、一気に価値が半値以下になることも珍しくはありません。
実際、ビットコインなど200万円あたりで購入した人が120万円ほどまで値下がりをして資産が激減し、税金や生活費のためのお金を失って大変な目にあっている人も多いと聞きます。
そこで、お金のやりくりに困り、家や土地を売って現金化させる必要がある方に、早く高く家や土地を売る方法をご紹介します。
家や土地を早く高く売って仮想通貨の損の穴埋めをするには
家を土地を売って仮想通貨で作った損額の穴埋めをしないといけない場合には、売却の早さと売値の高さのどちらも外せない要素だと思います。
そんな時、近所の不動産屋などに声をかけてモタモタ売ってもらっていては、下手すると1年後もまだ売れてない可能性があります。
また、売却依頼をする不動産屋があなたの家や土地と相性が良くない業者なら、高く売ることは難しいだけでなく、相場額で売ることさえも難しいです。
そこで、家や土地の売却時に大切なポイントとして依頼する不動産屋選びがあります。
あなたの家や土地と相性の良い不動産屋の見つけ方
あなたの家や土地と相性が良い不動産屋は、査定をもらってみて金額を見ればすぐに分かります。
何社かの不動産屋から査定をもらい、金額を見比べてみて最高値の業者こそが相性が良い業者だと言えるからです。
なお、一括査定サービスなら家を見せることなく複数の不動産屋から査定がもらえます。
参考にどうぞ→ 一括査定サービスを使ってみました
仮想通貨で大損したことは不動産屋にも買取業社にも言ってはいけない
仮想通貨で大損したことは、不動産屋にも買取業社にも絶対に言うべきじゃありません。
なぜなら「大損したから家や土地を売る」ということを購入相手に知られてしまうと、足元を見られて100万円や200万円なんて簡単に値引きを求められるリスクがあるからです。
お金に困ってる人と思われれば「安くても売らないといけないだろう」と完全に舐められてしまいます。
不動産など高額な資産を売る場合は、弱みを見せればたちまち駆け引きをされるようになります。
ひどい場合には「値引き要求が嫌ならあなたの家は買わない」という感じに、露骨に舐められます。
これは私が今までに家を売ってきた経験上、舐められないためのコツですが「お金には困ってないふりをする」のが一番です。
家や土地を売りに出すけど、別にお金には困ってないから値引きなんて応じないよ!という強気な姿勢を見せるんです。
最初はそうしておいて、購入を考えている相手が迷いだしたら「今すぐ決めてくれるなら100万円値引きしても良い」という揺さぶりをかけてみると、かなりの確率で飛びついて購入を決断してくれますよ。
そのあたりの駆け引きは、不動産屋さんに「100万円までの値引きはOKです。」と最初に伝えておき、言い出すタイミングは不動産屋さんに任せておくのが良いと思います。
タイミングを計るのは営業マンが一番上手ですからね。
仮想通貨の損で家を売る人が多い理由は損益通算ができないから
仮想通貨が怖いのは、利益が出た時にはしっかりと課税されるのに対して、損が出た時はそのままなんの救済措置もないというところです。
これが株や投資信託の場合には、損が出た時は他の利益額と合算する「損益通算」が認められているため、課税対象の利益額を少なくすることが可能になります。
さらに、仮想通貨の利益にかかる税率は株や投資信託にかかる税率よりも大きいので、もしも、利益が出たものに課税されることを知らずに利益分を使ってしまったら、大きな税金を払うことが難しくなり、自己破産にまっしぐらになることだってありえます。
実際、数千万円儲けた人で、税金のことを知らずに儲けを全部使ってしまった人が、後日に税金の請求が来た時に、みたこともないような税額に驚くケースは田舎でもよくあることらしいです。
そうなった時、家や土地など売れるものがあればそれを売却して税金の支払いにまわせば自己破産などを避けられる可能性も出てきます。
ただし、税金の支払いは期日がきっちりと決まっているので、早く売って現金化してしまわないと税金支払い期限に間に合わなくなります。
そうかと言って、家を買取業社に売ってしまうと、普通に不動産屋で売ってもらう額より2割も3割も安く買われてしまいがちです。
なので、まずは一括査定を利用して複数の不動産屋から査定をもらいつつ、査定をもらう時に備考欄などに「早急な売却を希望」とメモなどをしておくのがベストです。
そうすれば、場合によっては、買取業社よりもずっと高額で即買いしてくれる一般のお客さんを紹介してもらえることだってあります。
これでもダメなら最後の手段として買取業社に売るという順番がオススメです。