家を売った体験談

六本木で日々豪遊していたつけがまわって別荘を売るはめに

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豪遊のつけがまわって別荘を売った

これはかつて六本木で夜な夜な羽振りよく遊んでいた経営者である私が、会社の資金繰りのために別荘を売った体験談です。

私の家族構成は4人家族で仕事はIT系の会社を経営しておりインターネットのWEBサイトやインターネット広告の制作を行っています。もともと別荘を購入したきっかけは会社の経営が忙しく自宅でゆっくりと休養する暇がないほど忙しい期間が長ったことです。

家族とゆっくり団らんを楽しめる時間が少ないことを気にして家族みんなで楽しめる場所が欲しいと思い購入した別荘は、長野県の下伊那郡という地域で夜空がとてもきれいなところでした。

場所の良さと購入したタイミングの良さで値上がり

長野県の南の地域に位置しており、雪があまり積もらない所で海抜数百メートルということもあり夏はとても涼しく避暑地としては、最高の場所だったんです。

購入した当時はちょうどリーマン・ショックの直後だったこともあり、とても安くて2,800万円で購入できましたが、その後に景気が回復してからは同じ造りの物件が4000万円程で売られていたのでかなり割安で買えたと思いまうす。

会社を社員に任せ毎晩豪遊したために倒産の危機

しかし、会社の倒産が原因で例え安くてもこの別荘を手放さなければならないことになりました。ちなみに倒産の原因は私が調子にのって毎晩のように六本木界隈で豪遊していたことにあります。

以前は大口の営業の仕事は全て私が取ってきていたんですが、それが安定した収益を生むようになってからは、重要な新規獲得までも社員にまかせて私は昼から二日酔いの体で出社をするようになっていたんです。

当然、そんな体調では仕事のことを考える余裕もなく、そのまま夕方になれば飲みに出るために会社を出るという最悪の日々でした。

減る顧客数に苛立って営業マンを攻める日々に

次第に顧客数も減少していきましたが当時の私は営業マンの腕が悪いのだと勘違いし改善策を講じることさえできませんでした。離れていった顧客は私が仕事を責任を持って受けていたから任せてくれていたそうで、私がノータッチになったことを知り気持ちが離れていったようです。

信頼で勝ち取った仕事を、今度は信頼を失ったことで仕事も失うことになったんです。

また、会社関係の支払い以外にも、個人的なマンションや車のリースなども大きな負債が残っており、資金を捻出するために、どうしても別荘を売却する必要があったのです。

今にしてみると、別荘を売ったら何とかなるというのは相当ラッキーだったと思います・・・

まずは別荘の近くの不動産屋に相談をしてみました

売却にあたり、その別荘を購入する時にお世話になった長野にある不動産会社に頼むことにしました。その会社は他県にも支店があるため、幅広いネットワークを活かして高値で販売をしてもらえると思っていました。

しかし・・・実際には売り出してから1ヶ月の間に4人もの内覧者が来ました。ここで私は直感で「こんなに来るのはオカシイ」と気がついたんです。売値がきっと安売ぎるんじゃないか?そういう考えが頭をよぎりました。

他所の不動産に声をかけたことで最初の業社がつけた値段の異常さに気づけました

そこで、他の不動産屋さんにも声をかけて見積りを集めてみると、売却依頼していた不動産屋がつけた売値がダントツで安いことが分かりました。

これは私の憶測ですが、その最安値をつけた不動産屋は、きっと目先の売却手数料が欲しくてしかも簡単に売りやすいように相場よりも安い値段を付けて売り出しをしていたんだと思います。

もちろん、最安で売られようとしていることが分かったのですぐにその不動産屋との売却依頼の契約は解消しました。そして、集めた複数社の見積りのなかから最高値をつけてくれた不動産屋に声をかけて売却依頼の手続きを正式に結んだんです。

3ヶ月の間に内覧が3人入り3人目で売却

売り出してから3ヶ月の間に内覧が3人やってきて、少しだけ値引き要求に応えましたが満足できる高値で売却が決まったのです。

売れた金額は1700万円で購入した時よりは当然安くなっていますが、それでも通常の家の値落ちと同じくらいの値落ちで別荘が売れたことは十分に満足ができました。そのお金で資金繰りも助けられ、今では会社はさらに大きくなりました。

あの当時、経営者としてたるんだ生活をしていた私ですが、あれからは酒も夜の付き合いもやめて、初心に返り、自ら新規顧客を獲得できるように法人営業にも積極的に出るようになりました。

やはり経営者は第一線にいないとダメなんだな・・・ともうじき還暦近い歳でやっと気がつくことができました。今となっては良い薬になったと感謝しています。

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