売却理由別

近所の公園の声がうるさい家でも売れる方法

近所の公園で遊ぶ子供の叫び声や笑い声などに耐えられずに家を売る人も多いそうです。購入したときな静かだったのに、いつの間にかすっかり賑やかな公園となり、朝から日暮れまでストレスにさらされるケースも多いそうです。

そんな、一見するとまともな買い手が付きそうにない環境の家ですが、家との相性の良い不動産屋さんと出会うことができれば、高値で簡単に売れることだってあるんです。

公園からの声に幸せを感じる人は必ずいます

公園からの子供の声に耐えられないという人もいれば、案外そうでもない人もいます。例えば私の周囲だと保育士さんが小学校の先生などです。仕事柄、子供の大声には免疫があるようで一般の人に比べると「ウルサイ」という発想がないようです。

また、子供が好きな人というのもわりと叫び声や大声にも平気なようで、そうした人のなかには、家を買うなら子供の声が絶えないところが理想的だという人さえいるくらいです。

これも私の周囲に実際にいる人の話ですが、学校の校長先生をされていて今は老後をおくっている方がいらっしゃいますが、その方は、50歳頃に購入した終の棲家として、学校が真横にある子どもの声がそれは毎日聞こえてくる中古住宅を購入されました。

音楽室からは楽器や歌声が大音量で聞こえてきて、普通の人ならうんざりするような立地なのに、いつもニコニコと嬉しそうにしていました。人というのは不思議なもので、同じ音でも好きな人には快音となり、嫌いな人には騒音となるようです。

家を売る時にはそうした快音に感じてくれる人に売れば、公園からの子供の声というのはむしろ売り家のメリットにすることもできるんです。後はそうした人をどうやって効率良く探せるか?になります。

どうすれば騒がしい公園でも平気な買い手を探せるか?

かならずどこかにあなたの家を欲しがってくれる人はいます、そうした人と出会うには、通常なら沢山の不動産屋に声をかけて、家にピッタリなお客さんがいないか聞いてまわるしかありません。

でも、限られた休日を使ってコツコツと訪問するのは大変ですし、なにせ訪問する不動産屋さんが売却を得意としているかどうかは分かりません。とても非効率的です。

大丈夫です。ネットによる査定を利用すすれば、見つけるまでの効率を上げて手間も省いてくれます。

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もしネット査定を利用しなかったら

もしもネット査定を利用しなれば、自力で不動産屋を数多くまわって、良さそうな不動産屋を見つけるしかありません。でも、依頼した不動産屋の営業マンが「公園の騒がしさ」を気にしない鈍感な営業マンだった場合、いくら内覧者をつれてきても、制約するはずがありません。

仮に、ちゃんと理解してくれる営業マンなら、事前にお客さんとの話から「この人はどんな物件に向いてるか」を見極めて適切な物件を紹介するので無駄がありませんが、そうでなければ、ウルサイのが嫌いなお客さんでも平気で案内してしまい、その結果、何ヶ月経っても何年経ってもいつまでも家は売れることがありません。

でも、もしも最初から査定を利用して、ウルサイ公園の真横を好んで買ってくれるお客さんを抱えた不動産屋に売却依頼ができていれば、上手く行ければ1組目の内覧者で売却が決まる可能性だって十分にあります。

私の過去の売却経験や、全国の大家仲間が家を売ってきた話からも、ウルサイ公園のそばの家をまともな値段で売ってもらうことは査定以外の方法だと見つけることが難しいと思います。

公園の声の苦情はまず聞き入れられることはありません

公園から聞こえてくる子供の声がウルサイと感じて役所に相談をしても、まず改善されることはありません。なぜなら、子供の声に制限をかけることは不可能だからです。それでは公園の意味がありませんし、日本中どこを探しても「公園では静かにしましょう」なんていう注意書きはあるはずがないからです。

もし、それに似た注意書きがあったとしても、それはきっと物心の付いた年齢に対しての「叫ばないように」と言った注意でしかなく、無邪気な小さな子どもにはなんの効力にもなりません。

今時の子供は叱る親もいなければ叱られても平気な子供が多い

20年程前の子供なら、親に叱られたり、大人に叱られたら少しは物静かになったものですが、近頃の子供は親が友達感覚で一緒に過ごしているために、叱られ慣れていません。学校でも先生に叱られずに育っているケースも多くて、注意をされても平気な子供も多い印象があります。

なので、公園に「大声でさけんだりしないで」と注意書きがあったとしても、まずそんなものは無視されてしまうでしょう。それに、特定の子供がウルサイと分かっていても、親に指摘でもしたら逆恨みで大変なことになりかねません。昔とは親も子もまるで感覚が違うんですよね。

公園よりも後に建った家なら絶望的

公園ができた時期よりも、家土地の購入が後の場合にはまずどうしようもありません。なぜなら、公園があるということを承知の上で購入しているということになり、公園があるということはどういう事が想定できるかは分かって購入したととられられるからです。