私は競輪とパチンコがとても好きなんですがそれが災いして家を売ってしまうことになったお話です。
借金返済のために家と土地を売ったわけなんですが、売れるだけの家土地があって良かったと思っています。売るまで知らなかったんですが、家って土地の値段はいつまでも下がることがないのに建物の価値はどんどん凄い勢いで値下がりをするんですね・・・
とりあえず建物価値が築古によって0円になる前に売却することになってラッキーだったと思います。
それでは私の体験をご覧ください・・・
生まれ育った家から競輪は近くて小さい頃からよく親に連れて行かれ、そのままの流れで自然と競輪が好きになってしまいました。
そして車券を買えるくらいの年齢になってからは彼女と遊ぶ日以外はほぼ全て競輪場に通っていて当時はかなり儲けることができました。
結婚を機会に親が家を買ってくれました
20歳で社会人になり26歳で結婚をしましたが、結婚と同時に親が家を買ってくれることになりました。最初は甘えているような感じがイヤで断っていましたが、どうやら親も結婚する際に自分の親から家をもらったという背景があるそうで「同じことを子供にもする」と昔から決めていたそうです。
結局、家を買ってもらうことにして「浮いたお金は貯金をするように」と約束をさせられました。これも親の時と同じことらしいです。
ローンを組む事がなくなり安堵感から給料の多くを競輪につぎ込むようになってしまいました
親からすれば家のローンを払う必要がないからお金は沢山残るだろうと思っていたはずですが、そんな思いとは裏腹に私の競輪好きはますます激しくなりつぎ込むお金もどんどん増えてしまいました。
競輪で当たらなくなると、パチンコで取り返すということをして、挙句の果てにはパチンコも好きになってしまいました。と言うのもパチンコと相性が良くて、競輪よりも儲かるようになっていたからです。ここまでくると常にいずれかの博打をしているため、給料日だけで半分も使い込むことがあったんです。そんな時にキャッシングを知りどっぷりと借り入れにハマってしまいました。
キャッシングでお金を借りても利益が出せなくなってきた!
最初はキャッシングで資金を増やすことができれば勝てる確率は高くなると思っていました。しかし、いくらキャッシングでお金を借りてもパチンコでも競輪でも儲からなくなってしまい泥沼にはまっていきました。
これがギャンブルの怖いところですが、いくら泥沼にハマっても私は儲かった頃のことを忘れられなくて、「今はダメだけど必ずまた儲かる時が来る」と楽観視していました。その後も、儲かる日は時々あるものの、全体的には損ばかりしている日々が続きキャッシングの返済に困るようになったんです。
借金の額が150万円くらいになってしまい、毎月の返済が8万円近くになってしまいました。月8万円というと、私の月給の4分の1程度ですが実はこの額ではいくら毎月返済をしても元本がなかなか減ることがなかったんです。
つまり借り入れ額を減らすには月に15万円は返済しないと効率が悪いということになったんです。そこで私は弁護士に相談をして、借金を完済する方法を模索しました。
債務整理できるほどの借金額じゃないので家を売るしか対策はない!ということに
任意整理などの債務整理という手段を利用しようか・・・と腹をくくっていましたが、実は債務整理だと嫁にはバレずに済むかもしれないという期待もありました。ところが債務整理をするには借金額がまだ少ないようで、現状を打破するには家を売って借金返済に回すしかないと言われてしまったんです。
いずれにしても、給料から返済額を引いたものを嫁に渡すしかないのでバレることは火を見るよりも明らかでした。もうキャッシングのことも隠せない状況になっていたんです。
嫁に借金の話をして家を売ることに同意してもらいました
家を売らなければいけないということを嫁に言うと呆れられてしまいましたが、家は私の親の金で買ったものなのでしぶしぶ諦めてくれました。いざ家を売ると2500万円で購入して家土地が1800万円くらいになるという査定を受けたのですぐに売却することにしました。
仕方なく、親に買ってもらった家を売ることになってしまい、親には悪いと思ってます。もちろん私は家を売ってから、ものすごく自分を責めましたし親に合わす顔がありません。今は賃貸マンションで生活しながらコツコツと生活をしていますが、もうギャンブルは止めたので徐々にですがもう一度家を買える事を夢見て貯蓄に励んでいます。