家の査定をしてほしいけど毎日仕事がたてこんでいでゆっくり不動産屋をまわる時間なんてないという方も多いと思います。
そんな場合、家を見せることもせず、不動産屋に行くこともなく査定をもらえるとっても便利なものがあります。
それはネットから利用ができる不動産の査定サービスになります。
複数社の査定が家にいながらもらえます→ PC・スマホ・タブレットに対応でどこからでも使えます
家を売るとなればどこかの不動産屋に頼むことになるので、ネット査定を利用しなくても、いざ売りに出す際には査定結果が出ることになりますが、そこの1社だけの査定額が分かっても意味がないです・・・
1社だけの査定では何の意味もない理由
家の査定を1社しか受けない人が多いんですが、それだと「何となく売値が分かる」だけでほとんど何の意味もなく単なる自己満足です。
なぜなら、不動産屋によって査定の方法が違ってきますし、何と言っても「売る自信がある家」なら相場額なんて余裕で超える高値で売ってくれる可能性もあるからです。
例えば、和風の家を探しているお客さんを知っている不動産屋がいたとして、そこのお客さんが「間取りや立地が条件に合うなら少々高くてもOKです。」という場合には、他社の不動産屋よりも高く売ってくれやすくなります。
実際、不動産の売買というのは需要(間取りや立地)と供給(売り家)のマッチング具合によっては相場を無視した値段で売買が成立するものなんです。
ネットの不動産査定にかかる時間は?
ネット査定をしてもらった場合、早ければ当日中に結果をもらえることが多いです。(私の体験上)
一方、普通に不動産屋さんを訪れた場合、1日で1社と話をするのが限界で、そのうえ大抵の場合は「現地を見ないことには出せません」となるパターンが多いです。
こうなると3日くらいは待たされることもあり、間に店休日が挟まるとさらに1日や2日伸び、結局は5日くらい待たされることもザラです。なぜなら他の物件の依頼も同時進行で動いているので、通常はその場ですぐに査定をする余裕なんてどの業者にもないからです。
でも、ネット査定に対応している業者なら、同時に複数社から査定を集めていることを知っているのでライバルにお客を取られないように焦りますし、なにせネット査定はすぐに返事を出すのが一般的なのでイヤでも大急ぎで査定を出してくれるものなんです。
ネット査定の強みは机上査定
ネット査定の場合には、2種類の査定方法が選べるようになっていて、通常通りに不動産屋さんに現地を見てもらう方法と、ネット上だけで済ませられる机上査定があります。
机上査定の場合、築年数や面積などは大まかな数字でも査定を出してもらうことができる代わりに、査定額は大まかな金額となります。一方、通常の査定なら日数こそかかるものの正確な査定が出ます。
でも、まずは最高値で売ってくれるところを見つけるのが先決なので、正確な売値は絞りこんだ1社で出してもらえば十分なんです。
(関連記事です)→ 借金返済のために家を売る最速の方法
どうしても伝えておきたい条件があるなら電話で
査定をもらうスタイルには、メール以外にも「電話」を希望することも可能です。
仮に、物件の状況やローンの残高のことを不動産屋さんにいろいろ聞いてみたい場合や、リフォームをしてから売った方が良いかどうか?など、電話で詳しくよその家の体験談など聞くこともできるので、不動産屋さんに出向く手間を大幅に省くことができます。
電話で条件を伝えられた方が良いケースとしては、家のコンディションで雨漏りなどの気になる部分があったり、家の敷地内に神様を祀った小さな社(やしろ)がある場合、それに再建築不可の家や増改築を沢山していて、素人ながらにもスムーズに売れるような気がしないケースなどです。
敷地に神様を祀っている場合や仏壇など、今時は査定サービスの担当者さんからアドバイスをもらうこともできます。(全国対応なので持ってる情報量がその辺の不動産屋さんとは桁違いですよ。)
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