家を売る人にオススメのコラム

家を売るための準備で大切な2つのこと

家を売るための準備とは、書類上や物件そのものに対しての準備など複数ありますが、大きなポイントに絞ればわずか2つです。

そこで、準備についての紹介とそれに加えて、家をなるだけ高く売るための方法もご紹介します。

以下の2つを知らずに売却してしまうとお金も時間も全てを大損してしまいますのでご注意くださいね。

家を売るためにやるべき準備 その1

家を売るためにやるべき準備はいくつかありますが、売り主さんが自分で注意しておくべきことは少なく、大抵のことは不動産屋の営業マンが書類などはお世話をしてくれるので事前に準備する物などは特にありません。

ただし、売り主であるあなたが絶対に気をつけておかないといけない「準備」があり、それは意外に思われるかもしれませんが家の内外の掃除を徹底しておくことです。

壁紙の汚れやフローリングの劣化などはとりあえずそのままでも大丈夫なので、とりあえず処分できるものは徹底的に処分してゴミを無くしてください。

掃除やゴミの処分が真っ先に必要な理由

家を売るとなれば、不動産屋さんに依頼をすることになりますが、不動産屋さんが来た時に家の内外にゴミが置かれている状態では、営業マンとしても販売に熱が入りません。

営業マンも人間ですから「そこそこ片付けてから呼べよ!」と内心思うものです。それに、あなたは家主だからゴミが置かれていても家の壁や床の劣化具合を把握しているかもしれませんが、はじめてやってくる不動産屋の営業マンなどはゴミがあるせいで家の状態をしっかり把握することができません。

その結果、家の売値をつける際の査定はどうしても弱気な安い値段になってしまうんです。

つまり、「ゴミが沢山ある→不動産屋さんが正しい価値を出せない→ 無難に安い値段をつける→安く売られて大損」と悪循環となり、最終的に残念な結果となります。(ゴミ処分の方法も紹介している関連記事)→ 家を売る際にゴミだらけなら

家を売るためにやるべき準備 その2

家の掃除やゴミの処分さえ終われば、これで、いつ不動産屋さんが来ても良い状況が整います。そこで、次は家の売却を依頼する不動産屋さん選びになります。

この時、単に地元(近所)の不動産屋さんに声をかけるのも良いですが、できれば地元も含めた複数の不動産屋さんから査定をもらってみるできです。

不動産屋さんによって、あなたの家につける売値が違ってくるものですが、複数から査定を貰って比較をすれば、どこが一番高い値段をつけてくれるか一目瞭然となります。

あとは、集まった査定で最高値の不動産屋さんに売却を依頼さえすれば、どこよりも高く売ってもいやすくなりますよ。

ここまでのポイントをまとめてみますと・・・

  1. 掃除とゴミ処分を行う
  2. 複数の不動産屋さんから査定をもらう
  3. 最高値の業者に売却を依頼する

→ 家の売却について相談までできる無料査定サービスを利用してみました

家を売るために必要な準備の全て

家を売るために必要な準備として、ローンがあれば、ローンを全額まとめて返済することが売却の前提条件となります。

なぜなら、ローン途中の家の名義は普通はローン会社や銀行の名義となっているためで、完済できなければ家や土地の名義を他人に変えることができないからです。

→ ローン途中で売る場合の参考にどうぞ

 

通常、まず最初に家の売値がいくらになるかを査定で調べ、ローンの残りに回して完済できるかどうかを確認する必要があります。大抵の場合には家の売却額ではローンの残りは完済できないと思いますが、その場合は、返せるだけ返してしまい、残りの金額については銀行で新しく「借り入れ」をするという手があります。

サラリーマンなど所得がある人なら、数百万円程度の借り入れが可能なので、単なる「借金」として今後の返済を続けていけば良いだけです。

売却に出す際に

売却に出すにあたり、部屋の間取りや土地の面積など売り主さんが正しく把握していないことも多々あると思いますがそれも大丈夫です。通常は不動産屋さんが家の間取りなど情報をまとめて、マイソクと呼ばれる売り物件の情報一覧を作成してくれるので、売り主さんは何も把握してなくても大丈夫です。

隣地との境界線なども調べてくれますし、曖昧な場合などは測量などを手配し、後に隣地同士が揉めないように土地についても書類を作成してくれます。

売れた後は?

登記の移転の手続きが必要ですが、不動産屋さんが自社で懇意にしている司法書士などを手配してスムーズに対処してくれます。

また、売却額の受け渡しについても、売り主さんが希望する銀行などがなければ、適所な金融機関を手配してくれ、応接室や会議室を貸してくれるように手配してもらえます。

こんな感じで、家を売るのに大切な準備というのは、掃除と不動産屋さん選びだけとも言えます。