不動産屋さんに頼んで家を売ってもらおうとしたら、やっぱり気になるのは「景気が良いのか悪いのか」ってことだと思います。
景気が良ければ高く売れやすくなりそうですし、景気が悪ければ安くしないと売れないようなイメージがありますよね。実は正しい売り方をすれば「景気に左右される」というこはないんです。
実は正しい売り方さえできれば景気の良し悪しは売却には関係しません
「景気に左右されない」と断言できるのは、私が今までに何件もの家やマンションを常に高値で売ってもらった体験や、全国にいる不動産投資仲間(大家さん仲間)がいつでも高値で売却できている体験談を知っているからです。
景気に左右されずに常に有利に売却をする方法
家を売るときの世間の景気が良かろうと悪かろうと、どちらの場合でも高値で早く売れる方法が1つだけあります。それは、数多くの不動産屋さんに声をかけて売値の見積りをもらい、最高値の見積りをくれた業者に売却依頼をするやり方です。
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これで最高値の売値をつけてくれる業者こそが、あなたの売りたい家や土地やマンションなど物件との相性が良い業者だからです。相性が良いとは、高くてもすぐに買ってくれるお客さんを抱えているという意味にもなります。
そんな購入希望者がいれば相場の売値なんて無視して高く売れることも十分ありえるんですよ。
景気が良い時はどうなるの?
景気が良いとボーナスがしっかりと出やすいので年収が上がり、それと同時に銀行も先行きを楽観視するために、家のローン審査に通りやすい傾向があります。そうなると家を買える人は増えるので一見すると売れやすくなると勘違いされます。この場合、売れやすくなるのは新築物件に限られます。
人は誰しも、ローンの審査に通りやすかったり、ローンの限度額が高くなれば、できるだけ中古の家よりも新築の家が欲しくなりますよね。だから景気が良い時にローンを使ってまで中古の家を買おうとしてくれる人はいなくなります。
景気が良いと羽振りが良くなるので中古の家もバンバン売れると思いきや、羽振りがよければ新築に流れてしまい、中古の家には買い手がつかない可能性が高まるんです。
景気が悪い時はどうなるの?
景気が悪ければ新築のローン審査に通らない人も増えます。そうなると「中古の家を買う人が多くなる」と思われがちですが、そもそもそういった人は中古の家を購入するローンさえも審査に通らなくなる(確立が高い)ので追い風とは言えません。
新築と中古の家は売値こそ大きく違いますが、家の持つ担保的な価値はやはり新築の方が断然大きので、安い中古の家よりも新築の高額な家の方が担保価値の大きさからしてローンに通りやすいかもしれませんよ。
ちなみに、ローン審査に落ちる人のパターンは2通りあります。
- ローン希望額にかかわらずそもそも貸してもらえない人
- 限度額が低ければ審査に通るけど、購入希望の家の値段が高くて通らない