家を売る築40年｜家を売るには

家を売るのに築４０年の家の場合には建物には価値がないと判断されて土地値の価格にしかなりません。

ただし、問題なのはそのまま築４０年の家を残したままでは売れることはないということです。今は全国どこにお住まいの方も地震を心配しているので耐震性のない築４０年の家をリフォームを前提に購入する人はまずいないからです。

築４０年の家を売るには更地化して売るのが一般的

築４０年の家を売るには通常は建物を取壊して更地にして売るのが一般的です。そうすればそこに新築を建てる人はすぐに建築にとりかかれるので手間がかからないからです。

それに、古い家を残したままで売るとなれば取壊しにかかる費用についても心配になるものです。例えば心配ごといは以下のようなものがあります。

すぐにあがるだけでもこれだけの心配事があるんです。もしこれが事前に解体してくれていて更地になっていれば何の心配もありませんよね。

建物の取壊し費用は建物の構造によっても大きく違ってきて、木造は安くて鉄筋コンクリートは高くなります。

数年前に私は地方にある築５０年以上の木造の２階建ての家を解体・撤去してもらった経験がありますが、大きさは通常の２階建て住宅とほぼ同じ程度で、使ってる材料のほとんどが木材という建物でも８０万円がかかりました。

この家は周囲が畑に囲まれていたので足場も組まずにクレーンなどの重機で２日で解体と撤去が完了しましたが、それでもこれだけの費用がかかりました。

もしこれがしっかりした構造だったら１００万円では収まらないと言われ、鉄筋コンクリートだったら２００万円近いと言われました。

これから土地を買おうとしている人が築４０年の家などが残ってると買ってもらいづらくなるのも納得できました・・・。

建物の取壊しを検討するには、まずは解体業者から見積をもらうことから始まります。でも、その見積りは業者によってまるで値段が違うので、少なくも２社か３社くらいには声をかけて査定をもらう必要があります。

といのも、解体業者によっては木造なら安くなりやすい業者もいれば、鉄筋コンクリートの場合には安くなりやすい業者がいたりと得意・不得意が異なっているからです。

特に、築４０年の場合にはアスベストを使っている可能性があったり、耐久性が低くなっているために繊細な取壊し作業を求められることもあるので、複数業者から査定をもらう価値は重便にありますよ。

すぐに１０万円や２０万円の価格差が出ることも珍しくありませんよ。

築４０年の家でも建物ごと購入してくれる人は探せば出てくる可能性があります。と言うのも、今時は古い家を改装して古民家カフェや雑貨屋をオープンする人も多いからです。

最初に「解体」が一般的だと紹介しましたが、あくまでそれは一般的な話であって、もしも仮に解体をすることなく築４０年の家を売ることができれば、売却後に１００万円や２００万円を多く手元に残すことができるわけです。

実は不動産の売却は、建物の売値は売り主さんの希望で高くすることも安くすることが可能なんです。例えば柱がしっかりしている場合には、余計な壁だけを壊して店舗向けに間取りを広くすることができるため魅力をアップされせることができ高値をつけて売り出すこともできます。

でも、そうした価値があるかどうかも調べずに慌てて建物を壊して更地にしてしまうと、土地の売値は上げることができないので手元にお金を多く残すことはできません。

※土地値は近隣の売り土地と比較すると簡単に相場額が分かるので、購入希望者に高く売ることはできないんです。だから建物が残ってる場合には、売る相手によっては土地は相場額でしか売れなくても建物を高く売って現金を手元に残しやすくなります。

築４０年の家を売るのに強い不動産屋を探すには解体業者を選ぶのとやり方は同じです。複数の不動産屋に声をかけて売値の見積もりを出してもらい、集まった見積もりの中で最高値の業者を選べばOKです。

他社よりも高い査定額を出してくれる業者というのは、高値を出せるだけの根拠があるんです。その根拠とは「カフェなど店舗ができる古民家を探しているお客」や「古民家を改装して住みたい人」などを抱えているからです。

そうした人からすれば、築４０年などの家は他の新しい家では真似ができない価値があるからです。

でも、適当にその辺の不動産屋に声をかけても悪徳業者やいい加減な業者に声をかけると大損させられるリスクもあるので、優良業者に声をかかる必要があります。

また、いちいち査定をもらうたびに家を見に来られても面倒なので、まずは家の築年数や住所をもとに家を見なくても査定を出せるところから査定をもらうのが楽です。

そうした「優良業者」で「家を見せずに査定がもらえる」というところは、ネット査定業者のなかでも日本最大級の「イエイ」などを利用すれば間違いありませんよ。