売却理由別

水害で床上や床下浸水した家を売るには

水害で床上や床下浸水した家を売る場合には、ごく普通に売ってしまうと大損するリスクがあります。

と言うのは、普通の人なら浸水したエリアにある家を買うのは嫌だからです。

 

でも大丈夫です。たとえ水害にあった家でも、どうしてもその場所でないと駄目な人に売れば、相場額で売ることは可ですよ。

水害にあった家でも相場額で売ることは可能です

ただし、問題は不動産屋選びになります。下手な不動産屋に声をかけてしまうと、水害にあってない家でもまともには売れません。

 

まして、水害にあった家なら安売りしても売れない可能性だってあります。

→ そこで欠かせないのがネットの一括査定になります

 

どうして水害にあった家でも普通に売れるの?

水害にあった家でも、その家と相性の良い不動産屋を利用すれば適正な価格で売ることはできます。

その理由は、立地を最優先で選ぶお客さんを抱えているケースが多いです。

 

例えば、家を探している人の中には、お子さんの学区で選ばれるケースや、親の介護のために立地優先で選ばれるケースがあります。

そうした理由なら、たとえ日当たりが悪くても、水害にあったことのある家でも、わりとすんなり売れてしまうものなんです。

床上浸水したら売れないという勘違い

床上浸水した家は売れないと思い込む人は多いようですが、そうでもないんですよ。

というのも、一度水害が起きた場所というのは、川の排水ポンプが強化されたり、川の深さや広さなどを多額の税金を使って対策されるものです。

 

テレビのニュースを見てると分かりますが、最近の水害エリアは、決まって「長いこと住んでいるけど、こんなことは初めて」と言われます。

 

これは、上流で河川工事が行われたことで下流エリアの水の負担が増えたためなんです。つまり、今の時代は一度水害が発生したその場所では2度と水害が起こらない可能性が高いんです。

 

土砂災害も水害も、ここ20年ほどで繰り返しているところは全国を見てもまずありません。

こうした背景を知っている人は、水害のあった場所の家でも気にせず買ってくれるものなんです。

 

後は、あなたが依頼する不動産屋が、お客さんに対して、そのようなアピールをきちんとできるかどうか?にかかってきます。

このアピールができないような不動産屋なら、相場価格で売ることは難しいですし、下手をすれば2〜3割の値引きをしてもまだ売れないかもしれませんよ。

水害にあった家を売る際の注意点

水害にあった家を売る場合、絶対に対処するべきことは「水害の形跡」を消してしまうことです。

外壁に残った染みや、荒れた庭も綺麗にしないといけません。

 

当然ですが、室内の壁紙やフローリングの張り合えもするほうが売れやすくなります。

この場合、内外のリフォーム済みとしてアピールすることもできるので、何もしてないよその売り家よりもむしろ魅力的に見えるくらいです。

 

仮に、リフォームに100万円かかったとしても、すぐに売れるのなら費用対効果は十分だと思います。

100万円の値下げをするよりも、むしろ早く売れる可能性さえあるくらいてすよ。