ボーナスの支給が大幅カットや全額カットで家のローン返済が難しくなったら、まず最初にやるべきことは家を今すぐ売ればいくらになるか?の把握です。
家が売れる金額が分かれば、ローンがどれだけ残るかもすぐ分かるので、その不足分だけの対策ができればいいので精神的に随分とラクになれますよ。
家がいくらで売れるか?誰にも知られずに調べる方法があります
家がいくらで売れるのか?通常はそれを調べるためには不動産屋さんに家に来てもらい、査定をしてもらう必要があります。
でも、家を売ろうかと思っていることを家族に知られたくない場合や、隣近所にも家を売ろうとしていることを気付かれたくない場合には、不動産屋さんが家に来た時点ですぐにバレてしまいます。
そんな時は、ネットの無料査定を利用すれば誰にもバレずに、しかも複数の不動産屋さんから査定をもらうことができるんですよ。
ただし、家に来てもらわずに査定をしてもらう場合には、大まかな売値しか知ることができませんが、それでも、かなりの参考にはなります。
それに、どこに依頼すれば最高値で売ってもらえるのかも、査定額を見比べることで簡単に見つけることができます。(査定はメールでもらえるので、あなたのスマホや携帯、もしくは会社のメールアドレスでもらえば家族にもバレません。)
家のローン滞納をすると待っているのは差し押さえ
家のローンを返済中の場合には、通常は建物や土地はローン会社に担保設定されていると思います。
つまり、払うことができなくなった場合には、家や土地を差し押さえになり、強制的に売却され、その売ったお金でローンの残りを清算されることになります。
差し押さえになると、その家に今のまま住み続けることができませんし、ご近所にも差し押さえられたことがバレるので、お子さんなどが学校でいじめに合うリスクもあります。
もちろん、ウワサはどこから広まるかわからないので、職場にも差し押さえの事実が伝わるリスクがあります。
また、差し押さえが最も恐ろしい理由としては、ごく普通に売るよりもはるかに安い金額で処分されやすいということです。
つまり、家も土地も失うのに、ローンの残りはしっかり残ってしまうという恐ろしい事態になりやすいんです。
差し押さえになると自分で売るのでは全然金額が違う理由
差し押さえになると、ごく普通に家を売るよりも遥かに安くなりがちです。(ほとんどの場合安くなります。)
その理由は、差し押さえ後の競売の仕組みにあります。競売はオークションに似たようなものですが、スタート価格が市場価格の3分の1程度からスタートし、下手すればその3分の1の安い価格で落札される恐れがあるからです。
というのも、競売はそれほど一般的な市場でなく、転売目的で入札する業者などが目を光らせている特殊な市場です。
転売業者などは、リフォームをして売れやすくする傾向があったり、そのまま売れるとしてもなるだけ仕入れが安い方が転売時の利益が大きくなるので、できるだけ安く仕入れようと頑張るものです。
そもそも、競売の世界では、ごく普通に不動産屋を通して購入する場合と違い、購入者を守る法律がほとんど無いに等しい世界です。
例えば、購入後に修繕が必要となる箇所があった場合には、それを全額自腹で修繕する必要ができてます。
なので、入札する人は「ほんとにこの金額で落としていいのかな?」と不安を抱えています。
このような不安もあるので、どうしても市場価格のようなまともな値段では競売物件は買ってもらえないことが多いんです。
もし、あなたの家が競売にかかってしまったら、市場で普通に売れば1,500万円になる家だったとしても、500万円などで落札サれるリスクがあるんです。単純に1,000万円の大損です。
なので、もしもまだ競売にかかっていないのなら、自らの意思で不動産屋さんに売ってもらう方が絶対にお得になるんです。
うかうかして、売却のタイミングを逃してしまうと、残される道は差し押さえられて競売処分されるしかなくなるので、それだけは避けたいところです。
家は売りにだしてもすぐに売れるとは限りませんので、1日でも早く、ネット査定を利用して、どこが高く売ってくれる業者か?その価格はいくらか?を先にチェックしておけば、いざ売ると決めた時にも売却までがスムーズになりやすくて1,000万円などの大金を捨てることも防げますよ。