家を売る場合、銀行に売ることも可能です。ただし、銀行に家を売るのはできれば最後の手段にしたいところです。
なぜなら、家を売る際になるだけ高く売りたいなら、不動産屋を通して一般の人に売るのに勝るものはないからです。
そうは言っても、ローンが残っている場合にはまず最初に銀行に声をかけてローンの残高を確認しておくことは欠かせません。
ちなみに
家を売る際に銀行から買取を提示されたら要注意
ローン残高の確認のために銀行に声をかけた際、「うちに買い取らせてください」と提案をしてくることが多いので要注意です。
銀行にそのまま売れるのなら不動産屋を探す手間も省けるのできっと多くの人はそのまま銀行の提案にのってしまうと思います。
でも、それだと何百万円も大損をすることになりかねません。
なぜなら、銀行は転売をして利益を出そうとするためになるだけ安く買取りをしようとするからです、
ここでたった一つ、銀行からの安い提示額にうっかりのってしまわない対策があります。それが事前にネットの一括査査定を利用してあなたの家の正しい売値を把握しておくことです。
(銀行に声をかける前に)→ 匿名・無料で利用ができる一括査定について
ここで集まった査定額の平均額と同額で銀行が買取をしてくれうのなら、そのまま売っても損はしないことになります。
また、多少時間がかかったとしても、不動産屋を通して少しでも高く売りたい場合には、最高値の査定額を提示してくれた業者に売却を依頼するのがベストな選択となります。
家を売る際に銀行にローンが残っている場合には
家を売る際に、銀行にローンが残っていても全く問題なく家は売ることができます。
例えば、ローン残高が2,000万円あり、家の売値が1,500万円の場合には、ローンの返済に不足する500万円を手持ちの預貯金などで家の売却契約までに払うことができれば問題ありません。
もしも預貯金では払えないという場合には、不足分の金額(ここでは500万円)について、銀行などで住宅ローンから別の名目のローンに変えてもらうことで住宅についているローンや担保設定を外すことができるので、売却をすることが可能となります。
関連記事も参考にどうぞ→ ローン途中の家を売る
ここまで銀行を相手に家を売る場合を紹介してきましたが、不動産屋を相手にせず銀行に売る場合のメリットやデメリットについても紹介してみたいと思います。
家を売る相手を銀行にした場合のメリットとデメリット
家を売る相手を銀行した場合のメリット
家を売る相手を銀行にした場合のメリットは、売却までは早いということです。大抵の場合、銀行が買い手になってくれるので、不動産屋に頼んだ時のように、買い手を見つけるという手間がかかりません。
また、ローンの残高を払いきれずに残ってします場合でも、スムーズに残高分についての新しいローンを準備してもらいやすいというメリットもあります。
家を売る相手を銀行にした場合のデメリット
家を売る相手を銀行にした場合のデメリットは、安い値段で買われてしまいがちということに尽きます。
お金にはとにかくシビアなため、相場額などのように甘い値段では買ってくれることはまずありません。
特に、銀行に声をかけた際に、あなたが自分の家の売値の相場額などをまるで知らないでいることが分かると、不動産屋を通して売れば1,500万円で売れる家でも「1,000万円でどうです?」などと、500万円も安い金額を提示してくることも普通にあります。
まとめ
・家を売るのに銀行を相手に売れば手っ取り早く売れやすい
・銀行相手に売りたくても基本的にはローン利用中の銀行にしか売れない
・不動産屋を通して普通に売るよりも銀行に売る方が安くなりがち
・銀行に声をかける前に一括査定で正しい売値は知っておくべき