家を売りに出している場合、GWは見学者が来てくれる絶好のチャンスです。
ハッキリ言って、売り不動産にGWの連休中に内覧の見学者が来てくれなかったら、翌年の春まで売れるのは絶望的とも言えます。
ただし、現状を変える勇気さえあれば、GW後の梅雨だろうが真夏だろうが簡単に家が売れる可能性はあります。詳しく紹介してみました。
GWに売り家に内覧が入らなかったらやること
GWに売り家に内覧が入らなかった場合、売却を依頼している不動産屋さんとあなたの売り家との相性は悪いと判断するのが妥当です。相性が悪い不動産屋さんは変えるしかありません。
もし相性が妥当なら、少なくても1組くらいは内覧が入っていると思いますし、そうでなくても、GWの前にはちょくちょく内覧が入っているはずです。もし本当に入ってないなら、そこの不動産屋さんが抱えているお客さんには、あなたの家の間取りや金額とミスマッチなお客さんしかいないという事になります。
仮に、ミスマッチなお客さんに家を売るとなれば、打てる手はものすごい値引をして安さをウリにするくらいしか手がありません。でも、誰しもそんな大安売りなんてしたくありませんよね。
反対に、相性がピッタリな不動産屋さんに売却依頼すれば、値引きなんてしなくても今すぐにでも売れる可能性は十分にあるんですよ。
どこに相性がピッタリの不動産屋さんがいる?
あなたの家と相性がピッタリの不動産屋さんは、あちこちから査定を貰ってみれば意外と簡単に見つけることができます。
5社ほどの不動産屋さんから家の査定をもらうと、大抵は全て異なる売値の査定が出るものですが、その中で、最も高い値段の査定をくれた業者こそが相性がピッタリな業者ということになるんです。
なぜなら、どこよりも高い売値査定を出せるということは、それだけ売る自信があるということで、「自信がある=見込み客に心当たりがある」という意味にもなるからです。
→ 複数の不動産屋さんからの査定集めはネット査定で簡単に実現できます
見込み客もいないのに強気な高い査定額なんて出してしまえば、今後は、悪評がたち、お客さんから相手にされなくなるので、根拠もないのに無理して高い査定を出すような業者はいないんですよ。
ただし、もしもあなたがGW前から売り家に対してやるべきことをしていなければ、不動産屋さんがお客さんを連れてきてくれない原因を自分で作っているという事も考えられます。以下も参考にしてみてください。
GW前に売り家にやるべきことをしてましたか?
通常、中古の家を売る場合、GW前、しいて言えば4月の半ばくらいには売り家の掃除を徹底しておく必要があります。特に売り家が空き家状態ならなおさらです。もちろん、掃除だけでなく、悪臭対策に芳香剤を設置したり、最低でも週に1度くらいは部屋の空気の入れ替えをすることは欠かせません。
また、そうした掃除や臭い対策をしたことを、売却依頼をしている不動産屋さんの営業マンにもちゃんと伝えておく必要があります。なぜなら、こちらからわざわざでも伝えておかないと気づいてはもらえないので「GWにお客さんを連れて行っても大丈夫かな?」と余計な不安を与えたままになってしまいます。
「掃除をした」ことは不動産屋さんにちゃんと伝える・・・・ここまででしてやっとやるべきことが完了といった具合です。
極端な話ですが、売り家の掃除を毎日やってたとしても、それを不動産屋さんに伝えなければ、「月に1回くらいは掃除してるのかな?先月来た時も綺麗だったし」と間違った解釈をされるかもしれません。やってることを伝えるということは、それだけ「いつも快適にしてますよ」というアピールにもなるので、この一手間をやらない手はありません。
掃除や空気の入れ替えをどうやって伝える?
不動産屋さんも忙しいので、毎回のように電話やメールで伝えるのも負担をかけてしまうことになります。なので、最初の3回くらいは伝えておき、3回目の時に、「週に1回は掃除しに物件に行ってます」というような事を何気ない会話のなかで出しておけば十分アピールができます。
何気ない会話が苦手な方は、不動産屋さんに何か確認をするついでに伝えておくとわざとらしさが無くて自然に伝えることができます。
大抵は、「え!また掃除してくれたんですか!ありがとうございます!」と言ったふうに、不動産屋の営業マンからは感謝されることが多いですよ。
実は、不動産屋さんに連絡をするためのネタはいくらでもあって、例えば、「エアコンの掃除をしておいたのでお客さんを案内してくれる時は気軽にクーラー使ってください」なんて一言伝える電話なんかもできます。
GW明けなら、「庭に除草剤を撒いておきました」とか「庭の草むしりをしておきました」とか、何でも理由は見つけ放題あるものですよ。