太陽光発電のついた家を売る方がかなり増えてきていますが、その際に気になるのが売電価格をそのまま次の人にも引き続ぎができるかどうか？だと思います。
ただし、まずは、売電の引き続き以前に「家の正しい売値」を売り主であるあなた自身が知っておかないと、不動産屋さんに適当な売値をつけられて大損させられますよ。
ここなら正しい売値が分かるだけじゃない→ 売り家の太陽光発電のことについても無料相談でいろいろ頼れます
売電価格がリセットされてしまうと単価が安くなるので次の購入者からすると思ったほどのメリットがなくなるため家がすぐに売れるかどうかにも影響します。
そこで、単価の引き継ぎがされるかどうか？そして太陽光発電のついた家を高く売るための方法も以下にまとめてみました。
家を売る際に太陽光発電の単価は引き継がれる？
大丈夫です！あなたが今現在受けている太陽光発電の単価は次に家を買ってくれる人にも引き継ぎ可能です。
ただし、「補助金を受けて設置した太陽光発電」の場合には引き継ぎをするために欠かせない手続きがあります。それは、「J-PEC」に”売却のための承認”を受ける必要があるということで、しかもこれは事前承認が必要となります。
このJ-PECへの事前承認を受けることによって補助金の全額返金や追加加算金を払わなくてもよくなるんです。
なお、事前申請をせずに勝手に家ごと売却してしまうと、追加加算金（ペナルティ）として余計な出費が増えますし、もしも後に新しい家で太陽光発電を設置する場合などにはペナルティの履歴が障害となる恐れもあるかもしれません。
家を売る際に売電のルールに詳しい業者を選ぶべき
売電単価の維持が約束されているのは基本的に１０年間というルールがあります。それ以降は更新ごとに単価の見直しが行われ今と同じように高単価での買い取りをしてもらえる補償はありません。
つまり、次に家を買ってくれる人がそれを承知していないままに購入してしまうとトラブルのもととなってしまうのでしっかりと説明をする必要があります。
「今の単価は◯円です」とだけ伝えてしまうとそれがずっと続くように誤解を招く恐れがあるからです。
通常は不動産屋さんが売電単価が変わるリスクなども説明してくれるものですが、家の売却経験が少ない営業マンや過去に太陽光発電のついた家の売却経験がない不動産屋の場合にはトラブルに繋がるリスクもあります。
最悪なのは、売却後に売電単価の引き継ぎがされないと勘違いして説明する不動産屋の営業マンだったり、太陽光発電について何の知識もなくせっかくの設備を販売に繋げられない腕のない営業マンに依頼してしまうケースです。
そんなことにならないためにも、太陽光発電のついた家を売る場合には過去にも売却した経験があり、少なくても売電のルールやメンテナンスなどについての不安を解消できる知識を持った業者を選ばないといけません。
家を売る際に太陽光発電の売却に強い不動産屋をみつける方法
太陽光発電のついた家の売却について知識がある不動産屋はあちこちにあります、でもそれだけだとまだ家を高く売るには役不足です。
肝心なのは、高く買ってくれるお客さんを知っている不動産屋でないと意味がないということです。
そんな不動産屋を見つけるには、ネットの不動産査定を利用して複数社から査定をもらってみれば簡単に選ぶことができます。
つまり、集まった査定のなかで最も高い値段をつけた不動産屋こそが太陽光発電のついた家をどこよりも高く売れる業者だということになるからです。
売れる見込みもないのにウソをついて高い査定を出すような業者はいませんし、そもそも、ネットの査定サービスに登録されている時点で優良業者しか加盟できていないので、実現不可能な高い売値を査定として出すようなことはありえません。
（関連記事）
太陽光発電のついた中古の家を欲しがる人は増加中
今は環境問題を意識している人が多く、車でもプラグインハイブリッド車などが徐々に増えてきていることからも、今後は家も車も自分で発電することができるものが主流となるはずです。
そうした時代の変化に敏感な人は、将来に家を売ることを想定した場合に太陽光発電がついた家なら割高で売ることもできると知っています。
つまり、多少高く購入しても将来に家を売る時に売れやすいのなら買値が多少高くてもそれでも良いという「保険」的な意味にとらえてくれるケースもあります。
恐らく、今後は太陽光発電付きの売り家は増えてくるので、少しでも早くに売りに出した方が好条件で売れやすいはずですよ。
