家を売る人にオススメのコラム

年内ぎりぎりに内覧が入り中古の家が売れることはある?

年末なのに家が売れなくて困っていませんか?でも大丈夫です、世の中には思いもつかないいろんな理由でどんな無理をしてでも年内に家を買おうとしている人はいます。

そういった人に家を売るためには、売却依頼をしている不動産屋さんが抱えているお客さんが大急ぎのお客さんがいないと話になりません。その見つけ方について以下を参考になさってください。

どこの不動産屋に年内に買いたい大急ぎのお客さんがいるの?

そんな「年内に家を買いたい」というお客さんはどこにいるのか?それはそんなお客さんを抱えている不動産屋しか知りません。でも、それでも私や全国の大家仲間は年末ぎりぎりでも買いたい人に出会うことができています。

その理由は、数多くの不動産屋さんから見積りをもらい、その中で最高値をつけてくれた不動産屋さんに売却を依頼しているからです。最高値をつけるにはすぐにでも購入してくれるような見込み客を抱えていなければ無理です。

→ 「即購入確立の高いお客さん」を抱えた業者がきっと見つかるネット査定です

ネット査定で最高値をつけてくれた業者には「他人に買われるくらいなら今スグにでも買いたい」というお客さんがいる確立が非常に高いんです。もちろん、全てのケースで年内に売れるとは限りませんが、売れる確立は極めて高く、しかも予算にも余裕がある人も多いんです。

そもそも何で年内に家を買おうと急いでいるのか?

年内に家を買おうとしている人には、簡単には想像ができない理由の人も大勢います。過去に私が出会った人達ですと以下のような人がいました。

  • 厄年に家を買うのは避けたい
  • 細木数子さんの六星占術で殺界に入る前に買いたい
  • 定年を迎える前にローンを組んでおきたい

厄年を気にされる購入者

私の体験上は「厄年に入る前に家を買いたい」というケースが最も多かった印象です。厄年の場合には本人が気にするケースもありますが、奥さんや親族から厄年の前に買ってしまったほうがいいというアドバイスをされ、それに影響を受けて急いで物件探しをするという人も多いんです。

厄年には前厄と本厄と後厄がありますが、最も気にされるのが本厄で、男性だと年齢が25・42・61歳の時に該当します。ちなみに、女性が厄年でも家を購入してローンの名義人や登記簿への名義は旦那さんになる場合には男性が本厄かどうかだけで判断するのが一般的のようです。

六星占術を気にする購入者

次に多いのが、細木数子さんの六星占術を気にされる方で、これは人間の運気を12年ごとに巡るというもので、途中には活発に活動するべき年や逆に大人しく過ごすべき年などがあります。

かつてテレビ番組にも出ていたこともあり、今でも男女問わずに気にする人も多く、特に女性側は男性の運気に左右されるという傾向があるそうです。

六星占術の場合には、旦那さんが殺界(さっかい)という年回りの時には不動産の購入を避けた方が良いという話なども著書には書かれています。(毎年その年分の新しい本がコンビニなどにも並んでいるほど浸透してます。)

この場合、1月1日から新しい運気に変わることになるので、引き渡しまで間に合わなくても、契約だけでも殺界の前の年に済ましておきたいという希望者もいるそうです。

定年を迎える前にローンを利用したい

定年前のぎりぎりでローンを利用される方がいるの?と驚かれるかもしれませんが、定年後の終の棲家として、地方に中古住宅を購入される方などは、まだ会社に在籍している間にローンを利用しようと慌てる方も多いんです。

例え翌年に定年を控えていたとしても、退職金が入る目処があることや、肩書が「無職でない」ということは売買契約や銀行のローン審査などでも非常にメリットがあるから慌てているんです。

実際のところ、定年の直前で利用ができるローン額は多くは出ませんが、それでも、購入額の半分でもローンが使うことができれば手持ちに現金も残せるので安心感は大きいようです。

年末ぎりぎりでも内覧が入る可能性があるので売り主さんは手を抜かないでください

年末は不動産屋も休みになるから内覧なんて来ないと思いがちですが、実際には「31日しか時間が空かない」という多忙な人もいます。親の介護で忙しい方や、サービス業の方、それに、年末休みに帰省したついでに内覧をしたいという人など、実に様々な事情を皆さん抱えていらっしゃいます。

絶好のチャンスというのはほんの一瞬で目の前を通り過ぎてしまいます。ですから、例え大晦日であっても、現地にカギを置いておき、自分が行けなくても内覧ができるように準備をしておくくらいの準備は必要です。

水道の元栓に注意が必要です

日頃からいつでも内覧が入って大丈夫なようにしておけば、特に年末だから身構える必要はありませんが、特にこの時期に注意が必要なのが「水道」です。気温がぐんと下がり凍結の可能性があるエリアの方でしたが、水道は前もって少しづつ流すようにしておくか、元栓から締めておく必要があります。

使えるようにしておくなら、張り紙などをして「凍結防止のために少し水が流れるくらいにしておいてください」と注意書きも必要です。(私は年末から春ごろまでは元栓を締めてます)

元栓さえ締めておければ、うっかり蛇口を回されたとしても、水道管の破裂を防ぐことができます。でも、張り紙もしてなければ、マンション暮らしなどで凍結の体験をしたことがない人なら何も考えずに蛇口を緩めてしまいます。

スリッパはありますか?電気はつきますか?

真冬の内覧で困るのはスリッパが足りないケースです。冷たい真冬に靴下で上がってもらうわけにはいきませんから、家族連れで来ても大丈夫なように6人分は用意をするのがオススメです。(私は自分の経験から最低でも6人分は出してます。)

夫婦と子供が3人、それに不動産屋さん1名で6人という想定で、親子5人というのはわりとよくある人数なんです。逆に、これ以上の人数なら流石にフォローできなくても仕方はありません。

ちなみに、内覧の際には不動産屋さんがスリッパを用意してくれるというのは考えない方がいいです。普通なら用意してくれそうなイメージがありますが、本当は売り主が用意するべきです。

それに、不動産屋さんが使いましの汚れたスリッパでも出した日には、内覧者のテンションはいっきにだだ下がりです・・・。売れる家も売れなくなります。

また、部屋の電気がつくのは当たり前の用意ですし、できればエアコンがある部屋は暖房が着くようにしておくのも売れやすくするためのもてなしのコツです。もちろん、作動させる全体ならエアコンの掃除はちゃんとしておかないとくさい臭いが出て逆効果になりかねませんのでご注意ください。