家を売る人にオススメのコラム

家を売る際にローンが残るなら

家を売る際にローンが残るなら、まず最初にやるべきことは家を高く売れる相手とその金額がいくらか?を知ることです。

とは言え、不動産屋さんにいきなり声をかけるのには抵抗がある人も多いと思います。

そこで、便利なのがネットから利用できる不動産の一括査定サービスになります。これなら家を見せなくても、大まかな売値についてメールで返事をもらうことができ、最高値や相場を簡単に把握できます。

→ 不動産の売値で最高値がどこか一括査定で調べるなら

ネット査定のなかで最高値の業者にだけ家を見てもらってください

先程のネット査定で集まった見積額だけでも大まかな金額は知ることができますが、家をちゃんと見てもらうことで、もらっていた査定額よりも100万円以上も値段が上がることがあります。

というのも、ネット査定だけだと住所や築年数や間取りなどの大まかな情報をもとにしているので、査定額を出す人はどうしても弱気で無難な金額をつけることもあるからです。

過去に私の大家仲間でも「家を見てもらったら2割も値段が上がったよ」なんて話が何人もいたくらいです。

ただし、実際に家に来てもらうのは最高値の査定の1社だけで十分です。これは過去の私の経験や周囲の大家仲間の売却経験から「何社来てもやっぱり最高値の業者は同じ傾向がある」という結論が出ています。

家を売る理由は何もかも本当のことを言わなくてもいいんです

家の査定に来てもらうとしたら「どうして売るんですか?」と必ず聞かれますが、この時、理由によっては正直に言わなくても良かったりします。

そんな、言わないといけない理由は「次に買った人が困る可能性がある場合」だと思っていただくとイメージがしやすいかと思います。

例えば、「離婚する・離婚した」や「子供がいじめにあったから転校するため」、それに「家のローンを払えなくなった」などがあります。これらの理由は、次にあなたの家を買ってくれる人にとってはなんの影響もありませんよね。だから言わなくてもOKなんです。

でも、なかには正直に言わないと、後に売買契約を解除されて訴訟問題に発展するケースもあるので注意が必要ですよ。

(参考記事) 家を売る時に売却理由を聞かれたらどうすべき?

ローン返済額に家の売却額が届かない時は

もしもローンの返済で残っている金額に、家が売れたお金をまわしても返済仕切れなさそうでも、大抵は家は売れるので安心してください。

仮に、ローンの残りが2,000万円あり、家を売ったお金が1,500万円の予定なら、差額の500万円だけを新しい融資で組んでもらい、ひとまずは住宅ローンを手放すことは可能です。

この場合、住宅ローンを利用していた銀行に事前に相談すれば、過去によほどの滞納などがない限りは、返済しきれない金額だけのローンは組んでもらえるはずです。

もし、銀行が厳しい場合には、だめもとで日本政策金融公庫(以下、公庫)にも相談してみるといいかもしれません。公庫は国が運営をしている金融機関なので、民間銀行ほどの厳しさはありませんよ。全国に支店があるのできっとあなたのお住いの県にもあるはずです。

仮にローンの借り換えをすれば、今使ってる住宅ローンの金利よりも安くなってることも多いですよ。単純に時代の変化で金利が大きく変動していることが理由なので、借り換えをするにはちょうど良い時期でもあります。

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