家を売る人にオススメのコラム

家を売る 内覧とは?

家を売るのに内覧は欠かせなくて、例えば家に住み続けながら売る場合でも空き家にしてから売る場合でもいずれの場合も内覧は行います。

もちろん、売り主さんの希望があれば内覧なしで売りに出すこともできますが、一軒家の場合には内覧なしで売ることは現実的ではありません。

 

そこで今回は、内覧を行うことを前提として内覧とはどんなことをするのか?内覧に必要な物があるか?などご紹介します。

家を売るための内覧とはどんなことをするのか

家を売るための内覧は簡単に言えば住宅展示場のようなもので、室内の様子を見に来た人に対して部屋を紹介したり、それぞれの部屋の特徴を紹介することが一般的です。

 

ちなみに、売り主さんや不動産屋さんによって案内や解説なしで自由に部屋を内覧してもらうケースもありますし、いくら紹介する気でいても内覧に来た人が「自由に見ても良いですか?」と付添無しを希望することもあります。ケースバイケースですね。

 

内覧に来る人というのは他の人に比べてかなり購入に対して前向きなため、そのまま購入に繋がる可能性も十分にあります。なので時には多少の腹が立つことがあるかもしれませんがそんな時はぐっと堪える必要もあります。

 

大げさかもしれませんが内覧に来た人の機嫌を損ねてしまったら次に内覧が来るのは来週か来月か数ヶ月後かも分かりません。とくに、最初から不動産屋さんに「すぐには売れないかもしれません」などと弱気なことを言われている家の場合には、内覧者は非常に貴重な存在です。

 

家が無事に売れるまでは内覧に連れてきた子供が騒ごうが内覧者に「日当たりが悪い」とか「古びてる」とか失礼な事をズケズケ言われても我慢です。

 

それに、もしかすると内覧時にわざわざ売り主さんが不快に思うような事を言うのには目的があるかもしれません。例えば「値引交渉の材料」にするつもりでわざと大げさに言ってるのかもしれません。何を言われても気にせずに平気な顔をしておきましょう。

家を売るための内覧に必要なもの

家を売るための内覧に必要なものは、最低限なものとして「スリッパ」があります。雨の日ならタオルと傘立てもすぐに使えるように用意しておくと便利です。傘立てには自分たち家族のものは刺さずに空にしておく配慮もあると良いですね。

 

後は、芳香剤や消臭剤も使いたいアイテムです。私は内覧をする時には一軒家に対して芳香剤を10個くらい購入します。玄関に1個、廊下に1個、階段に1個、後は各部屋に1個といった具合で置いていくと意外と10個くらいは必要になるんですよね。

 

ちなみに、芳香剤の臭いはミント系などの万人受けするものが好ましいです。間違ってもムスクなどの香水系のような臭いは苦手な人もいるので避けるべきです。

内覧までにやっておくべきこと

内覧までにやっておくべきことはとにかく「掃除」に尽きます。住みながらでも空き家でも掃除は徹底しておくべきです。数日程度ではおそらく対処ができないので、とりあえず不動産屋に売却を依頼すると同時にでも掃除をスタートし、ひとまず1回は大掃除をしておくのが理想的です。

 

一度大掃除をしておけば、後は内覧が入る連絡が来てから気になる箇所だけ入念に掃除すれば事足るので非常に楽になります。

 

また、掃除と同じく大切なのが風を通すことです。締め切った家の中は空気が淀んで生活臭が漂います。また、壁や床や天井に染み付いた長年の生活臭も毎日風を通していると次第に臭いが弱まり、芳香剤の香りだけが引き立ちますよ。

空き家で売るなら

もしも空き家の状態にして売るなら、アピールポインとA4用紙にでも箇条書きにして壁に張っておくのもオススメです。この時の用紙は単なる白い紙ではなくて黄色などのポップ用紙に書くのがコツです。

 

書く内容はメリットも書きますしデメリットについても書きます。例えば「この部屋は夏場の昼間は暑いですが夜は網戸で風が良く通るので涼しいです」とか「この部屋は日当たりが悪いですがとても静かな部屋です。」のようにデメリットとメリットを両方教えてあげることでデメリット感を感じにくくさせる効果もあります。

家を売るのに内覧より重要なことがあります

家を売るのに内覧は非常に大切なことだとご理解いただけたと思いますが、実は内覧よりも重要なことがあるんです。それは不動産屋選びです。どんなに良い家でも不動産屋が高く売れないのなら意味がないからです。

 

なお、家を高く売ってもらうにはあなたの家と業者の抱えているお客の相性がマッチしているところに頼まないとダメです。不動産屋が抱えているお客が希望する間取りや予算や立地とあなたの家がマッチしていれば自然と高値で早く売れやすいんですよ。

 

でも、多くの人はそうした背景は考えずに、売り家から近い不動産屋を頼ったり、CMで見た業者を思い出して売却依頼する傾向があります。でも、そうした業者が相性が良いとは限りません。

 

そこであなたの売り家を少しでも高く売ってくれる不動産屋を探すには、ネットの一括査定を利用して複数業者から査定をもらい、最高値の業者に売却依頼すればOKです。

 

最高値の査定を出してくれるということは、見込み客がいるかもしくは今までにもそうした高値で売ってきた前例があるためで、あなたの家に高値を提示するだけの根拠を持っているからです。